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私の海外出産ものがたり。Part 4 旅、旅、新しい命、そしてまた、旅。

娘の話から、さらに半年。
2015年の秋。
私たちは兼ねてから、
家族で世界をみる旅を計画していて、
秋から冬にかけて、その旅に出た。

2ヶ月間。
ポートランド、セドナ、ハワイ島、カウアイ島、マウイ島、オアフ島。
主人は仕事をやめ、私たち家族は娘を連れて旅に出た。

この旅では、様々な出会いがあり、
その後につながる出会いがたくさんあった。
ハワイ島の大自然ともまた新たな出会いがあり、
すばらしい自然との出会いをたくさん体験した。
海外出産...出来るものなら...いつか....
そんな想いは私の中から、消えなかった。

2ヶ月の旅....。
旅から帰ってきて、2016年のお正月を過ぎ、
七草がゆを食べる頃....妊娠していることがわかった。

2ヶ月の旅の間にハワイ島で授かったベイビーだった。

ハワイ島での出産に憧れてはいたものの、
計画的な妊娠ではなかった。
1人目の妊娠、出産、子育てで、
ほとほと疲れていた私たち。
1人目の時に酷いつわりに襲われ、
真面目さが故に産後うつ状態になり、
都会の孤独な子育てで育児ノイローゼになった。
娘の子育てをしながら、
何とか自分自身を取り戻すために
様々な精神を見つめるメソッドをはじめた。

唯一、続いていたメソッド。
それはSITH ホ・オポノポノだった。
内側を内観するもっともシンプルな方法。
いつのまにか家族で実践していた。

それから、6年。

再び新しい命が私たちの元にやってきた。
娘の不思議な話や大自然での出産には憧れていたものの、
また一から子育てすることに恐れを抱いていたことは
事実だった。

そこから、今回もまた酷いつわりと
向き合う約3ヶ月の日々。
いや、つわりだけで言うと娘の時以上の
酷いつわりだったかもしれない。
昼夜問わず、
襲う吐き気と身体中の痛みと向き合う私には、
娘と主人、2人の家族のサポートは、
本当に大きな支えだった。
2人が働いていたり、幼稚園に通っていたりしたら、、、
そして、クリーニングしていなかったら、
きっと乗り切れなかった....。
それくらい私にとって辛くて厳しい日々だった。

そんな中、旅で出会った場所の中で、
妙に “気になる場所“ があった。

ある森の草原のコテージ。

その場所再び行かなければいけない気がしてした。

その場所は、私たちの人生の新しい仕事に
関わる場所のような気がしていた。

本当にハワイで出産するかは置いておいて、
その場所を再び訪れるため、
ハワイ島に行く計画が持ち上がった。

今回のステイ先は...,,

ひとつは妙に 気になるその場所、
ある森の草原のコテージと、
もうひとつは飛行機を降りてから、
身体をハワイ時間に合わせるために、
コナにある “日本人経営の宿”。
そして、
前から行ってみたかったハワイ島の東側にある
プナ地区の “ジャングルのB&B” を予約した。
予定は、3週間の滞在だった。

その時、私は妊娠5か月。
つわりがやっと治った頃だった。

あの時、なぜあそこまでハワイ島行きに疑問を持たなかったのかわからない。

以前の私なら、まず選ばない妊娠中の旅。
今から考えても、危険な行動だったようにも思うし、
今、もう一度それをやれと言われたら、
正直、自信がない。

けれど、その “妙に気になる場所” には
行く必要があると当時本気で信じていた。
そして、チケットを取ったり、予約メールをしたり、
あの時の素早い行動は自分でも、
正直なところよく憶えていないほどの
スピーディーな展開だった。

そして、2016年の4月。
何の予定もたいして決めないまま、
再びハワイ島へ旅立つ。


旅のキュレーションサイト

https://airy-ground.com/category/bigisland/

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