高校を転学すると決意した人の話 第2話 担任に相談
そうして環境を変えようとなったわけですが、まずは現在の在籍校に報告しなければならないので、先日、担任に相談してきました。
やっとの思いで学校に着き、担任に合うと「学年主任も同席していいですか」と…
実はこの学年主任、いろいろ縁がありまして、ずっと私を気にかけてくれていました。それはありがたいことなのですが、同時に「あなたは優秀な生徒だから、期待している」だの、廊下ですれ違うたびにいろいろ声かけてくれるだの、期待とプレッシャーを寄せてくる先生でもありました。それを少々負担に感じていた部分がありました… すみません…
さて面談が始まると、教師陣は仕方ないか…と思う一方、成績がいいので残ったほうがいいという旨も伝えてくれました。また転学する場合も、複数の高校を実際に見て、それから決めたほうが良いと言っていただきました。面談の中でも学年主任、
「あなたは文系の核になると思ったのになあ」
ここまで来てプレッシャーをかけられるのもすごいです。
面談が終わってみると、やはり今の高校にいたほうが良いのだろうなーと改めて考え始めるとともに、自分の視野が狭まっていたことに気づかされました。
私は転学する場合、私立の通信制高校に通い、塾にも通いながら大学に入学するための学習をしようと考えていました。
しかし担任から、県立の通信制高校があることを教えてもらい、調べてみると、あまりの学費の安さに驚いてしまいました。これなら塾との両立も、親に申し訳なく思わなくて済みそうです。
また転学するうえで、将来実行したい目標や、次の環境に求める条件を持つことはとても大切だと気付きました。通信制高校に通う場合、校舎に通うことは少なくなり、自分で行動を決める時間が増えます。その時、目標に向かって自分を律することが必要です。できることなら自分に合った環境で努力したほうが効率的ですよね。そのためには、自分にとって譲れないものを決めておいて、その条件がなるべく叶いそうな場所を探すべきです。
担任には、夏休みに入る前くらいまでにまた考えを教えてくださいと言われたので、7月中は、新たな環境探しに奔走しそうです。
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