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one piece"sonata"

ソナタとは?

sonataは、クラシック音楽における器楽曲、室内楽曲の形式の一つ。多くは複数楽章から構成される。
小規模のソナタはソナチネ(イタリア語: sonatine(ソナティーネ)、「小さなソナタ」の意)と呼ばれる。

一つ前の記事にも書きましたが、sonataが生まれたからsonatineが生まれました。2つのお洋服は姉妹のようなものかも。

ワンピース ソナタは 4月から取り組んできて、6月の中頃やっとこれだ!っとなり、それからもしばらく放置され、、、、笑
6月末になってやっと完成形にたどり着きました。

それくらい、とても長い時間向き合ってきて、妥協をせずに進めてきました。

一見シンプルでどこにでもありそうな形に見えますが、
よくよく見ると、え?どうなってるの?となるような作りをしていますよ。

いやいや本当に、縫製する身として見ると、いちいち面倒な作りをしています。笑

生地の特徴もまた悩ましい点が多々あり、それを克服する作りを模索して
やっと辿り着いたのが今のカタチです。

とにかくアトリエチームが一丸となって作ったワンピース!です。
だから、本当に可愛い。可愛くて仕方ない。

出来上がって、初めは1色でした。

そう、このmochaが始まりのイロ

気に入りすぎて、白もグレーもと欲張っていくうちに、黒も!とまでなりました。結局可愛い可愛いが炸裂して4色作ってしまいました。

カラーがあるだけ迷うよね、、と思いつつ、

あの子にはこの色が似合いそう!
あの人には絶対この色!とか、


いつも色を考える時、自分の好みだけでなくてお客様の顔が浮かんできます。
この瞬間が本当に楽しくって◎

面白いのは、作るときに顔が浮かんだ相手は高い確率でその服に反応してくれること。
その瞬間細胞が喜ぶような感覚でやったっ!って思います。

そういう一つ一つの嬉しいが重なっていくとき
その洋服に宿る命みたいなものを感じます。

自分がデザインした服でも、もう自分の手を離れていろんな人に支えられていて、
自立してる。不思議です。

手がかかる子ほど可愛いは、洋服も同じ。

だんだん、だんだん、自分の好きなものや作りたいものが変化してきているのですが、少しづつ余計なものを省いて、シンプルにシンプルになってきているような気がします。

作ってみてわかったことは、
シンプルって、手がかかるってこと。

でも、だからこそ、可愛いのかも。
自分の作った服に対して可愛いって言えること、なんだか嬉しいです。

モデルさんが着てくれた瞬間、本当に嬉しかった。
そんな一つ一つがこの洋服を通して味わえたことを嬉しく思います。

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こちらからご覧くださいね♩

そして、one piece”sonata”はこちらです。


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