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blouse”sonatine”

sonatine(ソナチネ)とは?

内容・形式ともに小規模なソナタ。小奏鳴曲。
ソナタの小規模なもの。通常ピアノ用をさし,楽章数は2つないし3つでソナタより少ない。
※ソナタについては、ブラウス"ソナタ"についての記事に記載しますね。

ソナチネに込める想い

ピアノを奏でるように、自分の体と心、そして合わせる洋服とともに、その日の自分の音を奏でてもらいたい♩

そんな想いを込めました。

ブラウス"ソナチネ"単体でも、前後ろどちらでも着ていただけることと、ウエストの紐を引っ張ることで着方を変えて楽しめたり、その日のコーディネートに合わせて表情を変えることが可能です。

この生地独特の透け感とシワ加工された生地感は女性の肌を美しく見せてくれます。

製作過程について

この生地に恋してしまった私は、この生地を生かす洋服を作りたいと思いました。

まずは長い時間をかけてワンピース”ソナタ”ができて、
そしてブラウス”ソナチネ”ができました。

実はソナチネは撮影の当日の朝に仕上がったお洋服でした。

ウエストに合わせた生地はリネン 袖は柔らかさを出すためコットン
合わせる生地の質感を大切に選びました。

最後に悩んだのは 前明きの部分をどう留めるのか。

ボタンをつけてみたり、ヒモにしてみたり、いろいろやってみた結果、スプリングスナップでしっくりと来ました。

スプリングスナップにしたことで甘すぎず、かっこよさも加わり大人っぽい一着に仕上がったんじゃないかな?と思っています。

しっくりこないと 少し寝かせて他のものに取り組みます。
その間に湧いてくる時もあるし、全然湧かなくてお蔵入りの場合も。

どこを抜いてどこを足すのか、いつも足し算引き算を繰り返して検討していきます。

頭の中のイメージでは完璧だった服も、生地を選び形にしてみると
イメージとは違うことが多々あります。

その違和感が次のアイデアに繋がる重要な鍵だと思っているので、
むしろイメージ通りにならないと闘志が燃えてきていい服が出来上がるような気がしています。

やりすぎてみないとわからないこともたくさんあって、だから、ボツになるすべての時間も必要なものだったと感じます。

かけた時間が全てだとは思っていなくて、
それでも ソナタにかけたたくさんの時間があったから

ソナチネはすっと出来上がった。
そんな風に思います。

本当に、お気に入りのブラウスができました。

ぜひ、袖を通して頂きたい一着です。

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