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2023.7.28

《白》のジャケットのオマージュ元となった「地中美術館」の「クロード・モネ室」を観るために、三泊四日の瀬戸内旅行。
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4日目@豊島

6時に起きて、緋田さんと畑へ。
ゴーヤ、ナス、きゅうり、オクラ、ネギを収穫して、一緒に朝ごはんを作った。楽しい!

豪華で量もたっぷりあるのに、味付けが優しくて美味しくて、ゆっくり味わいながら完食。

レンタサイクルで豊島を巡る。

1,豊島美術館
内藤礼さんの『母型』。
入った瞬間、すーっと母型の一部になるような感覚がした。
しっとりした床面から滲みるように出てくる水が、ころころと転がっていくのをじーっと観た。
40人くらいの人が母型の中にいたけど、みんな静かに、思い思いに母型を楽しんでいた。
寝そべって水を眺めていたら、あまりにも心地よくて、1時間くらい眠ってしまった。
カフェで食べたベーグルが美味しかった。

2,ささやきの森
虫の鳴き声で、風鈴の音は聞こえず。
ささやきではなかった。
おもしろい。

3,心臓音のアーカイブ
アーカイブを聴けるブースのノートに「亡くなった祖母の心臓の音を聴きに来ました」と書かれていて、涙が出た。
心臓の音を使った作品は、ちょっと体調が悪くなった。
三泊四日を思い出しながら、感じたことを心に刻みながら、心臓の音を録音した。
「aitani nagi」で検索すると、私の心臓の音が聴ける。すごい。

楽しみすぎて、香川県に戻る最終の船の時間までの余裕がなくなってしまい、必死に自転車を漕いだ。

緋田さんに挨拶をして、走って家浦港に行った。
帰りたくない〜と思いながら、おとなしくリムジンバスに揺られて、高松空港へ。
空港内で、梅わかめうどんを食べた。
お土産にも、うどんを買った。

眠っていたら成田空港にあっという間に着いた。
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また絶対に瀬戸内旅行に行きたい。
私にとって、かけがえのない、経験しなければならない時間だった。

先々週の北海道旅行と瀬戸内旅行を経て、藍谷凪として前に進めたと思う。
《白》と同じくらい、それ以上に愛せるものを、作れるように、作り続けたい。

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