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#52 AI 機械学習と学習機会

「機械学習」と「学習機会」、これまた「奇怪」なるタイトルをと思われた方もいらっしゃるかと思います。まず、機械学習(machine learning)人工知能(Artificial Intelligence)の一分野で、電子機械(コンピュータ)が、あらかじめ書かれた(pro-grammされた)算法(アルゴリズム)にしたがって、多くのデータをもとに学習をして、特定の問題に対して統計的な最適な答えを計算する方法と言えると思います。AIのIは、情報(Information)ではありません。"Intelligence"の例としては、アメリカ連邦情報局”FBI”があります。”情報”と訳されていますが、本当は集まった情報を分析して”意味のある情報”を取り出しているので「知性」の方がより良いと思います。機械学習のアイデアは以前からありましたが、最近のインターネットと高速コンピュータのおかげで、BigDataをクラウド上の高速計算機を活用して様々なサービスが提供され始めています。

 新しい技術が生まれると、それまでの”仕事”の一部が取って代わる場合があります。日本で初めて蒸気機関車が走った日、”わらじ”を作っていた人たちが嘆き悲しんだ、とかいう話を昔本で読んだことがありました。汽車が走れば、飛脚廻船などは”商売アガッタリ”になったと思います。一方、汽車開通による物流変化で新たな商売も多く始まったことでしょう。

 時々、AIによって”○○の職業がなくなる?”と言う記事を見ることがあります。不安ですが技術の進歩によって、きっと新たな産業・商売も始まると思います。若い人は、ぜひそちらに目を向けて、”備え(そなえ)”として、今は何のためになるかわからないことを切り捨てずに、コツコツと学習をしてほしいと思います。(今のところ、こういう自発的な学習はAIではできないと思います。)学習機会は、教室以外にもインターネット上に”無限”にあります。自らその存在を探して動けば、きっと見つかります。

 ”AI”は敵ではありません。あくまで「統計処理」しているだけで、感情で判断をしているわけではありません。”人工物”(つくりも)のですから。

 個人的には、”AI”を他人とは思っていません。なぜらなら、私のイニシャル(Akira Ito)頭文字と同じなので、、、。    お後がよろしいようで。