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[Google Sheet]仕事が楽になる!Googleシート便利なワザ紹介:為替レートをリアルタイムで確認できる Google Finance関数


日本の円を両替する状況はさまざまです。例えば海外旅行や出張に行く際が一般的でしょう。大体の国はクレジットカードを利用できるので大きな金額を両替する必要はありませんが、現地で現金しか使えない店や非常事態を想定して現地通貨を手に入れる必要があります。

ビジネスの場面でも国際取引や外国への送金が必要な場合、現地通貨に両替してから送金する必要があります。もちろん外貨を受ける際にも為替のレート変化によって利益が変わるためこの為替レートには目が離せません。

それから外国での仕事や留学している場合、現地での生活費や支払いに必要な通貨を準備する必要がありますし、短期旅行とは違い数年間送金する必要があるためレートの推移には気になるものですね。

日本でも最近外国のオンラインストアで買い物をする人々が増えておりますが、その国の通貨で支払う必要があるのでクレジットカードを使っても実際現地通貨とのレートで購入金額が変わることになります。

最近は若い世代も株式投資や外貨貯金など通貨価値の変動を利用する投資が増えていますが、通貨の価値変動を利用して利益を得るため、通貨の両替レートや利益確定時のレートも気にする必要があります。

弊社も海外と仕事をすると円だけでなく、ドルやユーロなど(USD、EURO)様々な通貨を利用してインヴォイス(請求書のようなものの意味)発行することが多いです。それに従って利益関連データ処理や確認をすることも多いですので、為替レートをかなり頻繁にチェックする必要があリます。その際にリアルタイムでこのレートが確認できると非常に便利だと思いませんか。

為替レートをGoogle Sheetsにリアルタイムで表示する方法

Google Financeの機能を活用することが一般的な方法ですが、Google Financeは、株価や為替レートなどの金融情報を提供するGoogle Sheetsの組み込みできる機能です。

特定の為替レートをリアルタイムで取得するには、以下の手順を利用すると誰でも簡単に表示することができます。

1)Google Sheetsを開く

新しいシートを開くか、既存のシートを使用します。数式を入力する: 為替レートを表示したいセルに以下の形式で数式を入力します。

=GOOGLEFINANCE("XXXYYY")


ここで、XXXは基準通貨のコード、YYYは対象通貨のコードです。たとえば、米ドル(USD)から日本円(JPY)への為替レートを取得するには、数式を以下のように入力します。

=GOOGLEFINANCE("USDJPY")

数式の確認と結果の表示: 数式を入力後、エンターキーを押して確認します。数秒以内に、指定したセルに為替レートが表示されます。このレートはGoogle Financeによって定期的に更新されるため、リアルタイムに近い情報を反映します。

2024年4月6日基準で反映した為替レート(下記イメージ参照)

注意点Google Financeは、リアルタイムまたはほぼリアルタイムのデータを提供しますが、市場の状況によってはわずかな遅延が生じる場合があります。一部の通貨ペアはサポートされていないか、または情報の更新が遅れることがあります。その場合、他のデータソースから情報を取得する必要があります。

この方法で為替レートをシートにリアルタイムで表示できますが、さらに詳しい情報や特定のニーズに応じた機能が必要な場合は、外部APIを使用して為替レートを取得し、Google Sheets APIまたはApps Scriptを介してデータをシートに統合するという高度な方法も考えられます。

これからも簡単な関数活用情報を定期的に共有したいと思います。それでは良い週末を

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