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★持久走大会から学んだこと

こんにちは。藍澤誠です。

みなさんは長距離走好きですか?

先日、小学6年ハルキが参加した、毎年恒例の『持久走大会』を見に小学校へ行ってきました。小学校の低学年の持久走大会は、校庭をみんなで走るお遊びみたいなものですが、4年、5年、6年と上がるにつれて、スポーツ大好き少年やガチ勢にとっては、プライドをかけた見ごたえのあるバトルになります。

ハルキの成績は、4年は9位→5年は5位と徐々にアップ。若干勝ち目のない、超強いライバルが数人いるけれど、最後のレース、今年こそはてっぺんを! と虎視眈々。

私とハルキのサッカーのトレーニングメニューにはボールを使わない長距離走はないのですが、ハルキ自身は、毎週1回はコンスタントに数キロずつ走る状況を作っていて、ラストランへの準備は整っていました。

ところが――

今年から持久走大会のレギュレーションが変わりました。


(前)学校の外に安全なコースを設けて走る。
(今年)校庭のグラウンドを何周もする。
(前)順位とタイムを記録する。
(今年)何周走ったかを自分でカウントする10分間走。

なんと! 

順位を競うレースではなくなってしまったのです🙃

これは驚きでした。もちろんレギュレーションの変更を当日知らされたわけでないのですが、毎年恒例の目標がなくなり、子どもたちの中には「ふざけて走ろう」「鬼ごっこしようぜ」みたいな空気が流れているとか。塾に来ている子たちは、長距離がキライな子が多かったので、変更は大歓迎、「めちゃめちゃ嬉しいです!」と安心した様子でしたけれど😜 ハルキについては、変更を知らされた日には、涙目を浮かべて嘆いていました。

本番当日。

ハルキ、どうするのかなと思っていたら――


当然のようにガチ走り!


全力を出している子は10人に届かないくらい。その10人も周を重ねるごとに減り、最後は3人のプライドをかけたバトルになりました。

残り1分でひとりのサッカー少年が抜け出す。それを追うハルキともう一人のバスケ少年。

サッカー少年は全力、猛ダッシュ。相当つらいだろうに、素晴らしいスパート。ハルキとバスケ少年との差が20メートルくらいぐんぐん開く。

実は彼、去年の持久走大会で、ハルキと壮絶なバトルをしてハナ差でハルキに負けた。その背景を知っているのは、たぶん私とハルキと彼自身だけ。サッカー少年のプライドとしてここはどうしても、意地でも勝ちたい、去年のリベンジをしたいところだろう。

先頭とかなりの差が開いた。あと30秒の声。

そしてハルキは――


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