5:33起床。

天気は晴れ。
朝と夕は似ている。けれど、夜とは似ても似つかない。

寒い。ぬるいはずのソルティライチが、冷凍庫から出したばかりのようにキンキンに冷えていると錯覚する。１週間前は冷房が無ければ生きていけなかったというのに、今朝は背にも腹にもカイロを貼り付けたくなるほど肌寒いよ。ちなみに、パートナーはけろっとしている。パートナー曰く、「あなたは血が足りないんだよ。肉を食べなさい肉を」たしかに、あんまり食べていないけどさ、肉。魚も、週に１回とか２回とか。食べなきゃ、いけないなあ。生きていかないといけない理由があるからなあ。

ででん。なんと僕は、９月にニートを脱却する。とある企業に採用が決まったのである。正社員でもなければフルタイムでもないんだけど、それでも首の皮一枚繋がったというところである。まあ、びっくり。僕を雇ってくれるところなんぞ無いと思っていたよ。安心はしているけど、不安でもある。約９ヶ月。僕が働いていなかった期間である。そんな奴が、来週（再来週？）からきちっと社会人としての務めを全うしている人達に交じって生きていけるんだろうか。これは、実際に飛び込んでみないことにはわからない。わからないけど……。僕は採用試験で虚勢という虚勢を張りまくった。対人関係に問題はありません、電話対応もちゃんと出来ます……。嘘に嘘を塗り重ねて、本来の僕を塗り潰した。これから僕は、化けの皮が剥がれやしないかと冷や冷やしながら周囲に溶け込まないといけないのだ。社会で生きていくっていうのは、そういうものかもしれないけど。

コンビニに行く度。市役所に行く度。僕は、まっとうに生きている人達を尊敬する。どうして、そんなにきびきび対応が出来るのか。どうして、こんなに笑顔で他人と接することが出来るのか。大人って、すごいな。僕も一応、大人のはずなんだけどな。未だ、モラトリアムの真っ只中。無罪、じゃない。僕のは有罪モラトリアム。そろそろ、卒業しないとな……。

ああ、眠い。昨日、２３時くらいに就寝したからだ。（いつもは、２２時。）ちゃんとしないとな、ちゃんと……。ちゃんと生きるって、むつかしいな。ちゃんとしていない僕は、ちゃんと生きていけるのか？　それは、神も仏も知らぬところ。きっと、僕の行い次第。よーし、やってやろうじゃないか。まずは……今朝の朝食ですね。