5:30起床。

天気は晴れ。
自分は変わらなくても、世界は変わっているのだ。確実に。

花弁、カフェオレ、「キャッチ―・イン・ザ・ライ」。三者三様、全きを期す。

報告。昨日は、カレーを一度も口にしませんでした。そこには確固たる決意があり……とかそういうのではなく、パートナーのおばあさんにお惣菜を分けてもらったので、それをいただいたのだ。もちろん、パートナーと。おいしかったです。

昨日は、あんまりよくなかった。何がですって？　まあ、調子というか、その他もろもろですよ。いよいよ前任がいなくなってしまったので、僕の業務は一気に業務らしいものになった。（それまでは、ごく簡単な作業しか与えられなかった。）いやあ、大変でしたよ。まだ初日だったから、しょうがないといえばしょうがないんだけど、いろんなことが上手くできなかった。

そのせいで、やあひさしぶり、なんて手をヒラヒラと振ることになった。何にって？　まあ、ちょっとしたSOSだね。体からの。僕はストレスがひどくなると、呼吸が浅くなる。喘息のようになる、といえばわかりやすいかな。ああ、これはまずい。非常にまずい。しかし、ここで「早退させてくれい」というような僕ではない。まずい、と思った段階で、僕はこっそり頓服を飲み下した。あと、息が苦しくなったときの呼吸法も……。よし。大丈夫。僕は、まだ大丈夫……。おかげで、残り１時間は冷静に対処することができた。

フッ。今までの僕とは違うんだよ。……いや、すぐにストレスがオーバーフローするところは変わっていないんだけど（変わりようがないんだけど）、そういうときにどうしたらいいのかってことはね、できるようになったんじゃないかと思う。乗り切れてよかったよ。本当に。

これで見事に任務達成……というはずがなくて。今日も仕事はあるわけで、その次も、また次の日も生活は続いていくわけで。けれど、どうにかやってはいけそうだ。そう思えるようになったのは、成長、といっていいのかな。ほんの、ささやかなことだけどね。でも僕にとっては、とてつなく大きなことだ。うん。それだけで、今日も１日生きていける気がする。上手くはいかないかもしれないけどね。

……トースト。トーストにしよう、朝食。ベーコン乗っけて、あと卵も。きっと、おいしいよ。朝食がおいしかったら、きっといい日になるよ。あなたの朝食にも、魔法をかけよう。今日がいい日になるように。さあ、召し上がれ。