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10/19。ふがいない僕は、夜を見た。

6:32起床。

天気は曇り。


ひとりには馴れるけど 孤独では生きていけないから……。plentyの『よい朝を、いとしいひと』を聴いていると、まるで自分がからっぽになったような気分になる。


僕は、からっぽ。ということは、何かで満たさないといけない。からっぽのままじゃ、生きていけないもの。……ああ、そのための「いとしい人」。「いとしい人」が、からっぽに注いでくれるんだ。愛とか、哀とか。だから、僕は満たされているんだ。からっぽだったから、「いとしい人」がいてくれるんだ……。


『吹き零れる程のI、哀、愛』とはクリープハイプのことだけど、これはまさしく僕を指しているんじゃないかと思う。「I」というのはme、つまり僕のことであり、またはそれを注いでくれた「いとしい人」のことでもある。吹き零れる程、かあ。ふふ。そうかもしれないね。それは、きっと、うれしいことだよね。注がれたものが吹き零れちゃって、それが僕の頬を伝ったら、僕はそれをぺろりと舐めとるよ。それは、甘くて苦くて、火傷しそうなほど熱い……けれど舌が縮んでしまいそうな程冷たくもある……。


コーヒーを飲むなら、アイスじゃなくてホットにすると決めている。そこに、特に理由はないけれど、そうだね……アイスを飲んだことがないから、かな。アイスもいいもんだよ、っていわれるかもしれない。でも、インスタントとか、ドリンクバーのコーヒーって、氷をたっぷり入れたグラスに熱々のコーヒーを注いでください、っていうのがほとんどなんだもの。それは、アイスコーヒーじゃなくて、冷めちゃったホットコーヒーだと思うから。だから、僕がもしアイスコーヒーを飲むなら、ちゃんとアイスコーヒーとして生まれたものが飲みたい。……それは、純喫茶に行けば叶うかな。まあ、最近は寒くなってきたから、やっぱりホットが飲みたいな。


だから、今日はホットコーヒーを飲みに行こうかな。ホットコーヒー……というか、キャラメルマキアートとか、甘めのやつをね。でも、1人で行ったらパートナーが羨ましがるから、パートナーが帰って来てからにしよう。……ふふ。パートナーは、何を頼むんだろう。ブラックかな? それとも、カフェオレかな? はたまた、フラペチーノだったりして……それは、コーヒーじゃないね。


ひとまず。部屋の中が寒いから、白湯でも飲もう。




ふがいない僕は空を見た/窪美澄(2010年)

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