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7/28

5:38起床。

天気は曇り。
頭が痛いのも体が痛いのも、全部低気圧のせい。

良い日も悪い日も無い。
良い自分も悪い自分も無い。

昨夜は、パートナーを紹介してくれた人と食事をした。
(以下、便宜上○○さんとする。)
僕と、○○さんと、パートナーの3人。
僕にとっては、前の職場の元同期。
パートナーにとっては、専門学校時代の同期。

中華食堂で中華料理を楽しみながら、
(僕はエビチリしか注文しなかったけど)
パートナーにしたプロポーズをその場で再現したり、
僕が壊れたときのこと、パートナーが壊れたときのこと……。
その当時のことを話したり聞いたりしながら、
人と人との出会いは奇跡でできていると、つくづく思った。

僕は、
前の前の職場で鬱病になり、
それは、その後通うことになった専門学校でも、前の職場でも……。
けれど、
前の職場に勤めていなかったら、
そこで〇〇さんに出会っていなかったら、
僕は、パートナーにも出会っていなかった。

パートナーは、
前の職場は、僕と同じように精神的に不安定になり退職した。
その後は、
しばらくアルバイトをしてから、県外の専門学校に通うことになった。
パートナーは、そこで〇〇さんに出会ったのだった。
パートナーも前の職場を退職したから、〇〇さんに出会えたのだった。

僕もパートナーも、
壊れてしまったことがあるから、出会えた。
僕もパートナーも、
当時のことは二度と経験したくはないけど、
当時のことがあったから、今の僕らがいる。

僕らは今、幸せだ。
不幸という不幸を知っているから、
今が幸せであることも、充分知っている。

自分を受け入れてくれる人がいる。
相手を受け止められる自分がいる。

「あなたは、障がいとか色々なことを抱えているけど、
 自分が見ているのは、『あなた』という人間だから。
 だから、そのままでいていいんだよ」

僕が、ずっとずっといってほしかったことば。
それをいってくれたのが、パートナーだった。

パートナーは、僕の大切な人。
僕も、パートナーの大切な人。
今までも、この先も、ずっと。

だから、僕らは驕らない。
僕は、僕のままでいるために。
パートナーも、パートナーのままでいるために。
僕らは、1日1日と戦っている。

「式には呼んでよ」
〇〇さんは、そういった。
もちろんだとも、と僕らはいった。
〇〇さんは、僕らの恩人だからね。

帰り道、
僕らの絆が、ますます強くなったように感じたのだった。

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