5:32起床。

天気は雨。


もたついて、まごついて、それでも。


ねんむい。昨日、２３時半に寝たからだ。２２時までには寝たいのに……。やれやれ、だ。まあ、しょうがない。僕は、時間を巻き戻せないから。巻き戻せるよ、なんていわれても、たぶんしないから。時間っていうのは、デリケートだからね。ほんの少しでもいじっちゃうと、きっと取り返しのつかないことになると思うから。……何の話だっけ？


とにもかくにも、今日は２２時に寝よう。今日こそは……って、毎日思っているんだけどね。まあ、気を付けます。


さて。今日も今日とて、仕事がある。平日なので……平日って、こんなににくらしいものだったっけ？　まあ、人によるんだろうけどさ。


平日って、どうして「平日」なんだろう。休日は、お休みする日。平日は……平らな日。平らな日々。仕事を、するためだけの？　ううん……頭痛くなってきたぞ。


いやいや、もしかしたら、平日の「平」の字は、平らって意味じゃないかもしれない。例えば……平和の「平」の字とかさ。月曜日から金曜日まで。どうかどうか、平和でありますように。……あ。でも、これだと休日はどうなのってなっちゃうね。ことばっていうのは、むつかしいな。


……んん。空が、どんよりしている。まさしく、曇天。一雨、来そうだな。外を見るだけで、凍えてしまいそうだ。寒い、寒い……。でも、職場はめちゃくちゃ暑いから。厚着なんてしたら、とんでもない。……ううん、むつかしいね。気候っていうのも。


……うう。むつかしいことばかり考えてしまう朝だ。まあ、むつかしいことっていうのは、おもしろいことでもあるんだけど。この、ねんむい頭には、むつかしいことは、ちと厳しい。なので、むつかしくないことを、考えよう。


ええと、ええと……ああ、そうだ。昨日、エッセイを投稿しました。僕の――僕らの、朝について。

色々いったけれど、なんだかんだで、朝が好き。朝っていうのは、儚いから。昼とか夜とか、そんなのに比べたら、与えられた時間って少ないでしょ？　だから、朝が好き。うんと早起きして、その貴重な時間を過ごすのが。


だいぶ、明るくなってきたね。あと３０分したら車の音が、あと１時間したら人の声が聴こえてくるんだろう。


ああ。
今朝も、楽しみだ。



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Morning Sun／清竜人（2009年）