見出し画像

サバンナ~チャールストン~ダン(24日目)

アメリカ横断旅行24日目。

モーテルを出発し、2時間ほど走りジョージア州からサウスカロライナ州チャールストンへ。

過去にはイギリス領、大西洋に面し貿易で栄えた港町。

街並みも歴史を感じる建物が多く、東海岸らしい重厚な建物が並ぶ。

画像1

画像2

まずはこの街に来た目的の一つ奴隷市場博物館へ。

アフリカから連れてこられた黒人がこの市場で売り買いされていて、当時の市場そのままを博物館として見学することができる。

当初は街角で売り買いされていた奴隷たちは、いろいろな規制ができたことで、こうした建物の中でひっそり?と売買されていたよう。

館内は写真撮影禁止だったが、奴隷がつながれていた鉄の足枷や使用された鞭。当時の様子の写真など見ていて辛くなるものが多かった。

奴隷の価格は主に年齢によって決まり、20歳が一番高く、40歳を過ぎた私の年齢では11歳の長女とほぼ同じ価格(価値)だった。

その後、南北戦争の歴史を学ぶために海辺のビジターセンター”Fort Sumter National Monument”へ。

画像3

南部では綿花のプランテーションの農業が発展し、その主な労働力が黒人奴隷だったこと。すでに、黒人奴隷なしにはこのあたりの社会が成り立たなくなっていたこと。

画像4

画像5

画像6

しかし、奴隷制度に反対し当選したリンカーンが大統領になり、ここサウスカロライナ州を中心とした南部の州がアメリカ連合国(南軍)として奴隷制度の維持を求め合衆国(北軍)からの離脱を求め、南北戦争が始まる。

この建物の海の先にサムター要塞とう合衆国の軍地施設があり、ここを南軍が攻めたことで南北戦争の火ぶたが切られたらしい。

画像8

センター内には当時、北軍が使用していた星条旗が飾られていた。

画像7

その後、遅めのランチを街中のオシャレなレストランでいただき、再びハイウェイで北上。

サウスカロライナからノースカロライナ州へ入り、暗くなってきたので、ハイウェイ近くのモーテルへチェックイン。

画像9

今夜の宿はDunnという町のDays Inn。こちらもアメリカでよく見かけるモーテルチェーン。

アメリカのハイウェイは乗り降り自由だし、ハイウェイの出入り口にはモーテルや手軽に食事ができるレストランなども多く、本当に便利だ。

画像10

近所のスーパーで購入していたパスタのカップヌードルなどを食べて、夜はポカホンタスの映画を見て明日に備える。

画像11

画像12

*ポカホンタスはイギリス人がアメリカに入植した際に、原住民であるインデイアン、ポカホンタスと恋をする実話ベースのディズニー映画。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?