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勝てるサインツールの特徴

こんにちは、バイナリーオプションの自動売買システムを開発しているFX-EAラボのYUKIです。

私は仕事柄、たくさんのサインツール(エントリーを矢印で教えてくれるツール)に触れる機会がありますが、目に見える部分だけになりますが、勝てるインジケータの特徴はありますので簡単ですがお話しておきますね。

勝てるツールは1日のエントリーは少ない

エントリーの回数をしぼる。

これは結構大事かもしれません。1分足でたくさん取引回数を稼いで利益を作るのってこちらのnoteにも書きましたが実際難しいです。

できれば15分足、それで1通貨につきエントリが1日1~3回程度のサインツールが長く勝っている特徴があります。実際にうちの自動売買システムを長く使ってくれているお客さんは15分取引が一番多いです。逆に1分取引のお客さんは1~2ヶ月位で負けていなくなってしまう感じです。

もちろん1日に10回以上エントリーするサインツールも多くありますし、相場が合致すれば一気に稼げますが、そういうものは相場が変わると一気に損を積み上げるのでここは運によるところも大きいですねぇ。


勝てるツールは触れるパラメータが少ない

サインツールをMT4にセットしてパラメータを見ると、ぎっしりと数値が並んでいるものや、逆に設定できるパラメータがまったくないものがあります。

この場合ですが、勝てるサインツールの特徴としてはパラメータの設定がほとんどできないものが多いと思います。

そもそも本気で勝ちに行くサインツールの開発者さんは、検証をしまくって数値を最適化しています。(現在の相場に合わせにいき過ぎる方傾向が多いですが・・・)

それなのにパラメータの設定をいじられてしまうと想定している勝率がでずに、逆にサインツールの評判が落ちてしまいます。

ちなみにパラメータを自由に設定できるようにしている開発者さんは、どちらかというとサインツールでは勝てないことを知っているのでお客さんに責任を転嫁できるようにしている事も考えられますね。


勝てるツールはチャートの見た目が地味

サインツールはMT4のチャートが華やかだとテンション上がりますが、基本的にそれは客受けを狙っているだけですね。

サインツールがMT4のチャートに表示する勝率とかなんて客受けは最高に良いですが、残念ながら期間が短すぎる場合が多いので意味はあまりありません。

例えば9時から日本時間の相場なのに、その直近6時間(深夜から早朝)のボラティリティがない時間帯の海外勢が中心の時間の勝率を参考にしたって全く意味ないですよね?

あと過去1日、2日、3日の勝率なんかもありますが、月曜日の傾向、水曜日の傾向、週末の傾向などバラバラですので直近の日にちの勝率を参考にするのも意味はありません。

前の日が勝ったから今日も勝てるという相場はありませんし、直近の勝率から現在の相場に役に立つことを導き出せるものはほとんど無いです。しかし見た目が良いからとりあえず表示させておく。

それとは反対に、勝てるサインツールの開発者さんはそういう意味のないものを表示するのが嫌いな傾向があります。質実剛健というんでしょうか。勝つか負けるかだけにしか興味がないのでそういうことになります。


検索上位のサインツールは売る事と魅せることが上手なだけ

ほとんどのトレーダーさんがサインツール探しをグーグル検索に頼っているかと思います。

当然検索上位からサインツールを見ていくことになると思うのですが、基本的にGoogleの「サインツール」というワードで検索上位に自分のサインツールを表示させるのは非常に難しいです。

徹底的にGoogle様に好かれるようにサイトを改良しまくらなければいけません。もうプロの広告屋のレベル。サインツールの開発と並行して二足のわらじでどうにかなるものではありません。

はい、そうなんです。

実はGoogleでみなさんがよく目にするサインツールって広告屋のサインツールなんです。もちろん勝てません。

稀に開発者と広告屋が組んで販売しているツールもありますが、最初は真面目に開発していたであろう人も、現状見る限りでは味をしめてバージョン2、バージョン3など中身は大して変えずに適当なサインツールを作って売ることを繰り返して堕落し、長く勝てるものはほぼありません。

逆にガチのサインツールの開発者が一人で売ろうとしている場合なんですが、残念ながらガチ開発者の多くは広告にもマーケティングにも疎くてセンスもない人が多いです。開発の人ってそういうものなんです。自分の興味あるものにだけ力を注ぐ。

そもそもヲタ系の人が多いですし、ヲタは他人の興味なんて興味ありません。自分が楽しいからやっている。だから普通の人が作れないような素晴らしいものを彼らは作れるんです。

ただそんな事情が影響しているのか、ガチの開発者の多くは「良いものを作れば売れる」という職人思考をもっているのも事実。

しかし残念ながら現在はそういう時代ではありません。米国ではデーターサイエンティストという、データを使ってマーケットの提案ができる職業が医者や弁護士の給与を抜いてきています。これは今の時代の変化を象徴するできごとです。

現在の物の売り方は、いかに売上に効果の有りそうなデータを見つけて営業に生かしていけるかの話なんです。

「悪いものでも売り方が良ければ売れる。良いものでも売り方が悪ければ売れない」という時代なんです。

なのでガチの開発者が作ったお宝サインツールは現状、深く潜らないとなかなかでてきません。逆に初心者のあなたがすぐにたどり着けたサインツールは全て広告屋のサインツールと思っていただいて大丈夫です。


見た目、名前、サポート、サイトの作りとサインツールの実力は関係ない

さきほどのお話の延長になりますが、サインツールの実力は販売しているブログの作りやチャートの見た目とは全く関係ありません。

むしろHPがダサい。いや、ホームページすらなくてヤフオクとかゴゴジャンとかの誰も評価をつけていないようなサインツールが勝てたりします。

ガチの開発者が思いつきで売るとそういう売り方にたどり着くんでこれはしょうがないんです。いや、本当に売り方が下手。ホームページを作っておいておけばいずれ売れると思っている。

いやいやいや、有名でない開発者が作ったブログなんて孤島で弁当売るようなもんです。腐って終わりです。


ガチの開発者はサインツールお買い上げに対していろんなおまけを付けない

勝てないサインツールを販売している人は、いろいろなおまけを付けてきます。無料のインジケータや充実のサポートや今なら◯%オフ、勝てるPDFなどなど。

だって一度売ってしまえば勝ちなんですもの。お客さんに与えるのはアメ、アメ、アメ、で信用させて売り逃げします。後から文句言われたってサポートはほどほどに、びくともしないメンタルも持っています。

しかし勝てるサインツールの開発者はそんな気の利いたところに無駄なリソースは回しません。プレゼント企画なんてありえないです。

気にするのは「自分の売ったサインツールでお客さんが勝つかどうか。」メンタル弱いんです。勝てないとかクレーム来たらお腹壊してやわらかいものしか食べれなくなるくらい弱いんです。ウリ文句で「勝てる!」なんて絶対に言いません。

彼らが口々に言うのは、「勝率は平均58%くらいなんでトータルでは勝てると想います」、「年単位では勝てると思います」、「長い目で見てもらえれば勝てると思います」こんなのばっかりです。

はぁ、つまんないサインツールだな。って多くの人が思います。

でもそれがバイナリー界の真実であり彼らの誠実さを表しているんです。

サインツールは売った後もひたすら検証する日々が待っています。だから無駄な企画に時間をかけている暇は彼らには無いんですよ。


まとめ

勝てるサインツールというのは、地味、全然いじれない、一瞬買うのを躊躇するくらいHPのセンスがない、サポートも期待できない、見つけるのも大変という傾向があります。

あと1つ大事なところでフォワードテスト(実際に稼働させた成績)を公表しているっていうのも追加しておきましょう。バックテストでドヤってるのは中途半端な開発者です。フォワードテストが大事ですからね。

この辺を気をつければサインツールを購入するのに大外れを引くことは無いと思いますよ!

それでは素敵な自動売買ライフを!

FX-EAラボ

バックテストとフォワードテストの違い

リペイントチェックやバックテスト代行のシストレファクトリー

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