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「編集者」として「人間」として大切なことは?と、10月2日の日記

「編集者にとって、大切なことは何ですか?」

この問いが、頭の中にずっとぐるぐるしていた時間だった。

ぼくの中でのそれは、「人間活動」だなぁと講義を聞きながら思った。

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月に一度の「コルクラボ編集専科」、ゲスト講師は、小沢一郎さん。
(名前にギョッとするけど、大物政治家さんではない。)

はじめに、代表作の紹介があった。

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乙武さんの「五体不満足」の編集者と言うのは、もはや名刺代わりでもあると思う。ぼくも、小学校の頃に課題図書として読んだ記憶がいまだにある。

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講義の冒頭から、楽しくアイスブレーク(雑談)を挟みつつ講義は進行。その中で、まさかの「あいみょんファン」という共通項があってびっくりした。

(実は、ぼくも、ファンクラブ会員で、この日は初の映像作品が到着する予定だった笑)

スライド一つ一つに挿し込まれるコピーが、とても印象的で、心地よかったなぁ。

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途中、冒頭にある問いについてのワークショップがあり、メンバー同士で話をする機会があった。

編集者にとって、大切なことを議論する。

インプットや、アウトプットについて。

情報発信、人と会うこと、本を読んだり、旅をすること。。

なんだか、「普通のこと」しか出てこない。

これをやりながら思ったことは、「編集者」と言えども根本は「人間」なのだから、これは全て「人として大切なこと」という風にも置き換えられるなということ。

小沢さんは、そういった「人間活動」を信念を持ってやってこられた方なんだろうなぁと思った。そのあたりを、ツイートに残しておきました。

「やっぱ、人でしょ。」

小沢さんご自身のスライドにもあったけれど、この言葉に集約されているかなと思った。

「伴走したい、応援したい」と思わせてくれる生き方をしていること。
それが、編集者として、人間としても必要な「生きる姿勢」なんだってこと。

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実際に「一つの仕事が、また別のおもしろい仕事を連れてくる」という側面は何にでもあると思ったし、それを愚直に体現されているのだなと。

ぼくは、小沢さんをこの時に初めて知ったし、肩書きとかキャリアというものより、話の内容と、そこから垣間見える「生きる姿勢」から、「名編集者」という人はこういう人なんだなと思った。

「本を作る」だけではなく、「人と関わり、何か形作っていく」ということは、誰もが日常的に行なっていること。

『その一つ一つの向き合い方を大切にしていきたいな』と、ちょっと本筋から外れたようなことを書き残しておきたくなった。


10月2日(水)

朝、起きてお弁当がないというだけで妻は割と余裕がある。珈琲を淹れて、ポットで渡す。毎日の習慣。この動作で自分は目を覚ましてるんだろう。

娘の支度をして、幼稚園へ。元気に登園していきました。

昼、合宿の準備など、順調に作業をこなす。今週はだいぶ落ち着いています。

家から持参したチキンと、スープを買ってお昼休憩。最近、スープを日替わりで試すのが好き。

夜、上記のコルクラボ編集専科へ!月に一回だし、毎回懇親会には参加せず、家族との時間を優先していることもあるので、横のつながりは、ツイッター上でしかないのだけど、そこは割り切ってます。

今できることを、しっかりとやろうと思わせてくれた時間でした。

帰宅後は、妻の作ってくれていた角煮や切り干し大根を食べて、しっかり就寝。寝る前に妻に最近の近況を聞いてもらったりなどして、よく眠れました。

今日も、1日頑張ろう!

ぼくも誰かの応援をしようと思います!