ゲームUIデザイナーを目指す方に必要な、スキューモーフィズムグラフィックスキル

デザイナーを志す方や、未経験の学生に向けて書かれた応援記事が多いので、自分も少し書いてみたいと思います。今回は、いわゆるゲームUIの世界では今でも重要な スキューモーフィズムグラフィック について。

おさらい:スキューモーフィズムについて

スキューモーフィズムとは、少し昔のアプリではよく見かけたような 現実に存在する質感や素材を模倣したグラフィック表現 のことを指します。

かつては一斉を風靡したスキューモーフィズムは、普段の生活の中ではあまり目にする機会は少なくなりました。今は フラットデザインとその発展的な表現 が、UIにおけるデザインの最盛かなと思います。

分かりやすい例だと、Instagramのアイコングラフィックの刷新は当時話題になりましたが、今ではすっかり定着していますね。

特にサービス系のUIデザインに置いては、過度な表現はできる限り抑え、見た目はシンプルでコンテンツそのものに関心をフォーカスさせる方向性にあるのかなと感じます。

一方で、ゲームUIの場合は少し事情が異なり、UIの装飾や質感的な表現も含めて一つの完結した世界観を作る ということが、非常に重要となります。


装飾的なUI要素は、ゲームの没入感をプラスする

例えば、ファンタジーな世界を舞台にしたゲームのUIを作る際、その世界観にユーザーを夢中にさせるためには、UIの表現も含めて全体のビジュアルを作ることが重要となります。ボタンの見た目ひとつにしても、自然の素材感を受けたり、アナログ感のある陰影や色味を意識するだけでグッと没入感が向上させることができます。

すごく極端ですが、同じ大きさ・同じ書体を使っていてもイメージの表現に質感を意識するだけで受ける印象の差は大きく変わってきます。

もちろん「ファンタジーな舞台でもUIはフラットでスタイリッシュ」というような解は全然ありえます。ただ、スキューモーフィズム的な 作り込んだグラフィック を表現できるスキルを持っていると、色んな切り口でデザインの模索や検討ができたり、様々なジャンルゲームジャンルでしても柔軟に対応できるんじゃないかなと個人的に思っています。


ゲームUIでは、Photoshopはまだまだ重要なツール

SketchやAdobeXDなど、ベクターベースのUIデザインツールがどんどん利用されている一方、Photoshopは時代遅れ感のあるツールのように扱われています。ですが、質感をしっかりと作り込んだグラフィックを作り上げる際には、今でもやっぱりベストなツールなのは確かです。多彩なレイヤー効果や素材などの加工処理は、スキューモーフィズムなものを作る上で欠かせません。

特にゲーム業界を志望される方は、この作り込むグラフィック表現のトレーニングをできるだけやることをオススメします。海外のPhotoshop系のチュートリアル記事なんかは、特に参考になります。データをダウンロードして眺めるだけでも発見は多いので、ぜひ挑戦してみて欲しいです。


まとめ

UXや思考についての記事が多いので、あえて表面的なビジュアルや表現手法についてのアドバイスをしたいなと思って投稿しました。自分自身、ゲームUIに携わるまで作り込んだグラフィックをそこまでできていませんでしたが、採用に関わっていると「それができる・できない」は比較的大事な判断材料にしています。

この記事が、ゲーム業界で活躍したいと考えている方のお役に立てれば幸いです 😀

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アジャラカ

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