さっき母が突然「あじちゃん、最近顔が小さくなった！？お肌も綺麗だし最近何してるの！？」と言ってきた。

それだけなのに、私は今とてもご機嫌だ。他人からしたらくだらないことでも、私にとっては大いに大切なことなのだ。

私の容姿に関するコンプレックスは多々ある。そのうちのひとつが、顔に肉がつきやすいことだ。太るときは決まって顔から太っていく。痩せるときは顔がいつも最後。身体は痩せていても顔が丸くて痩せて見えないことがずっと悩みだった。さらにもうひとつ、私の容姿に関する悩みの中でも一際深く悩んでいるのはほうれい線だ。顔に肉がつきやすいので、その肉が私のほうれい線を深くしているように思えた。

ほうれい線というとある程度以上歳を重ねた人の悩みだと思われるかもしれないが、この悩みは学生時代からだ。これまで色々な方法でほうれい線解消を試みたがいまいち成果が得られなかったように思う。思えば母と祖母の顔も、私と同じ肉のつき方をしている。「私のこれは遺伝なのか…。もう諦めるしかないかな…。」と思って、しばらくの間は何もほうれい線のケアをしてこなかった。しかし時の流れは残酷で、近頃のマスク生活の長期化もあってかここ数ヶ月、以前よりほんの少しだけほうれい線が深くなったような気がした。

「やばい…」

私は焦った。もう諦めていたと自分では思っていたのに、本当は諦められていなかったのだと驚いた。

私は、年相応に見た目も年齢を重ねることは悪いことではないと思っている。過度に年齢に抗おうとして「若作り」「イタイ」と思われるのは嫌だし、自然体でいたい。けれど、一方でいつまでも綺麗でありたいと思う。年相応に綺麗でありたい。その方が、きっと人生が楽しくなると信じている。容姿のコンプレックスの為に自分の殻に閉じこもってしまうのは勿体ない、かつての自分がそうだったように。

だからできることはすることにした。とはいえやったことは簡単で、風呂上がりに首筋や鎖骨を中心に小顔マッサージをするだけだ。しっかりと乳液をつけて、極力摩擦を起こさないように、力を入れすぎないように気をつけて、毎日毎日。1日5分ほどのそれを習慣にした。

ちなみに参考にしているのは小田切ヒロさんのこの動画。そのまま真似しているわけではないが…(そもそもできない)

肌が綺麗になったのは多分ファンデーションを変えたからだ。今のファンデーションはTHREEのフローレスエシリアルフルイドファンデーション。

このファンデーション、色もカバー力も何かにつけてちょうど良く、大変重宝している。私はファンデーションが肌に合わないことで日中顔が赤くなることがあるが、このファンデーションは肌負担が少ないのか全く顔が赤くならない。マスクについて多少落ちてしまうが、ファンデーションが落ちてしまったところが目立たない、綺麗な落ち方をしてくれる。まだ購入して1ヶ月ほどだが、これは使い切ったらまたリピートしたいと思えるファンデーションだ。

いつか私がまたスキンケアやベースメイクに迷走した時にはこのnoteを読み返したい。

がんばれ私。コンプレックスに負けないで、前向きでずっと笑って暮らそうぜ。