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LOSALIOS_GET IT ON

23/10/17リキッドルーム、LOSALIOSのワンマンに行った。
感動したという言葉では言い表せない色んなものが込み上げてきたので、数日経って思いの丈を徒然に。

日頃、平日のライブにはなかなか出向かない。仕事で都合がつかないことが多いし、チケットがあるのに如何様にもリスケできない打ち合わせが入った時のあのとてつもないストレスを抱えたくない。
が、10月の初頭にyou tubeのリコメンに従ってぼーっとしていたらいつだかのLOSALIOSのライブ動画が流れてきた。曲はHit Man。メンツは達也、トッキー、加藤、武田信治。

で、思う。「ばかカッコいい…死ぬ…」と。中高生の頃合いにLOSALIOSのアルバムを愛聴してやまず、ライブ行きたいなあと思いながらも、なかなか活動してなかったので憧れに憧れてなかなかお目にかかれなかった。

2008年のWeekend Loversには行った際には達也はPimpのタブゾンビらとEORで出ていて、それはそれはカッコよかった。The Birthdayがトリでnight on foolが出る前か直後かくらいで新曲だよっつって「涙がこぼれそう」を演ってたのを未だ鮮明に覚えている。ものすごくいいライブだった。が、心のどこかでLOSALIOSも見たいなあ、などとずっと思って家に帰った。

そんな思い出が頭を駆け巡り、ググってみると「まじ?!ライブあるじゃん!!!しかもワンマンじゃん!でアイゴンNARGOも来るじゃん!!」と感激し、勢いのままチケット購入に至る。

その後、あらゆる仕事の予定を外す算段を急速に進め、日頃の5倍の気合いで調整や処理を行い、一切の余地なくスケジュールをブロックし、ついでに翌日の午前中まで完全にタスクや打ち合わせを遮断した。おそらく今までの社会人生活の中で、最も完全無欠に近い事前事後の調整/処理算段を行えたと思う。

そして当日のライブの話である。恵比寿リキッドルーム。
灰皿にたむろするは、「きっと昔やんちゃだったろうな」という方々らと、少数のまだやんちゃ盛りそうな方々。GAVIALやLOSALIOSの衣服を身につけた方々もたくさん。Weekend LoversやThe Birthday、Sherbetsの方々もちらほら。見知らぬものながら、明らかに「みなさん、その辺お好きですよね」感が出ており、始まる前からもう既に感動していた。

開演を迎える。なんとなく最前ブロック後方でワクワクしていると、みなさん入場。加藤の髪色どしたん?とか思いつつ、待ち焦がれたLOSALIOSの演奏開始である。喜びと感激と興奮といくばくかの懐かしさが込み上げてくる。最高だ。カッコ良すぎる。少し泣いてしまった。ゲストのアイゴン、NARGOとのパートも最高にカッコよかった。

言わずもがなゲスト含め全員が最高のプレイヤーだし、百戦錬磨感がすさまじい。音圧というか、迫力がとんでもない。本当にとんでもないのだ。
たいがいライブ終わりに「あの曲の演奏が良かったな」なんて思い返すことが多いが、このライブに限ってそれはなかった。誰もかも、どの曲も、どの合間も、どの瞬間も、もれなく最高だった。

あえて一点だけあげるとすれば、演者が楽しそうにライブをしていたのが印象的だったと言えるかもしれない。トッキーが「まだ火曜日なのにね。ありがとう!」と言ってたのも大人の女性らしい素敵なMCだったし、誰かが「きんちゃんも連れてこい!!」と言ってたのも楽しかったし、NARGOが出てきたときの色男っぷりも素敵だった。あと、加藤が「もうおじさんだから、休憩しながらやらないと…」とか言いながら、ガンガン曲進んでいっちゃう感じもなんかLOSALIOSらしさがあって素敵だった。

ライブ終わりに「もう死んでも後悔ないわ」なんて思ったが、願わくばもう一度、いや何度かライブに足を運ばせてほしいな、と数日経って思う。みんな、カッコよかったなあ……

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