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セルフイメージのトリック

突然ですが、
あなたは「セルフイメージ」が高いですか?

ご存知のとおりセルフイメージとは、
自己認識であり自分に対するイメージです。

よく巷の研修なんかで、
「成功する為にはセルフイメージが大事だ!」
「成功者は皆セルフイメージが高い!」
とかって言われているアレです。

で、ぼくはこれまで自分のセルフイメージが
低いと思っていたんですけど、
実は、そうではなく本当は高かったのではないかと、
ここ最近思うようになりました。

と言うのも、
そもそもセルフイメージが高かった。

正確に言うと高いも低いもなく、
何でも出来ると思っていた。

何でも手に入ると思っていた。
そこには制限もブレーキも元々は無かった。

けれども現実には、
はじめから上手くいかない事も沢山あり、
手に入らないものも沢山あった。

そして成長していくうちに
また、様々な出会いと経験の中で、
自分自身に対し色んな制限や
ブレーキが掛かるようになった。

そうするとどうなるか。

元々「高い」セルフイメージを持っているのに、
その高いセルフイメージに見合わない現実との差
(ギャップ)に苦しみだす。

「こんな筈は無い」
「自分には何でも出来る筈なのに」

でも、やっぱり目の前に映る現実というヤツは変わらない。

だから、
このギャップの苦しみに耐えられなくなり、
自分で元々高かったセルフイメージを、敢えて「低く」する。

「あれ、何でも出来ると思っていたのに勘違いだったかも」
「あれ、何でも手に入ると思っていたのに勘違いだったかも」
「実は、何にも出来なくて何にも手に入らないのかも」

そうやってどんどんセルフイメージを低くすると、
目の前に起こる上手くいかないことや、
出来ない自分や、嫌な事や一切のネガティブな現象とも
折り合いが付く。

自分には、
「この現実」が釣り合っているとインストールしていく。

それで幸せかどーかは別として、
少なくとも、ギャップに苦しむという事は無くなる。

だって、セルフイメージが「低い」ので。

そうすればある意味楽だ。
ある意味納得する。
ある意味受け入れられる。
ある意味諦めが付く。

そう、セルフイメージを低くしていると
苦しまずに済むのだ。

だから、自分が苦しまなくても済むように、
自分で「敢えて」セルフイメージを低くする。

自分自身が傷つかないようにする為に、
低いセルフイメージを持って生きようとする。

全ては自分を守る為だったのだ。

セルフイメージが「高い」のがいいとか「低い」のが悪いとか
そうゆうのはどうでもいいと思ってます。

ここでぼくが伝えたかったのは、
自分で自分を守る為に必死だったという事。
全ては自分を守る為の行為だったという事。

何故そこまでして守ろうとするのか?
それは、「自分」という存在が唯一無二の存在で、
大切な存在だという事が分かっているから。
大切な存在だから、なんとしてでも守ろうと思ったから。

だから、自分の「セルフイメージが低い」という事で、
自分を責めたらあまりにも自分が可哀想だ。

そこでまた自分を責めたら、
もう「自分」が浮かばれないではないか。

そこに気づくと、
もう、セルフイメージが「高い」とか「低い」とか
そうゆう事が本当にどうでも良くなる。

(*この、「どーでも良くなった状態」って、
実はめっちゃセルフイメージ高いと思うのだが 笑)

あなたはセルフイメージが高いですか?
それとも低いですか?

高くても低くてもどちらでも構いません。
それはどっちでもいいです。

でも、もしあなたがセルフイメージが低い事で悩んだり、
しんどい思いをしているのであれば、
どうか自分を責めないでやってください。

それは「あなた」を守る為に、自分がやった事ですから。

だから今度は、
自分が自分を守る側になってもいいと思うんです。


ぼくの記事を読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートを励みに、これからもどんどん発信していきます。今後ともよろしくお願いします。