世の中に対し自分を表現しようと思ったら
同時に
「世の中に受け入れられない」
という事を覚悟する必要があると思っています。

ネットでも
リアルでも
手段に関わらず「自分」というものを
何らかのかたちで「表現する」という事は
それを受け取った側（社会、世の中）から
「受け入れられない（ということもある）」
その現象すらも自らは受け入れると
前もって決める必要がある。

この覚悟をするという事が
最初のスタートラインであり
これが最低限度の条件だとぼくは思っています。

「受け入れられない」とは
受け取った側が判断することであり
自分にはそもそもどうすることもできないもの。

このどうすることもできない領域を
コントロールすることは不可能だが、
そうなったときの心の状態を
先に自分が「よし」としておくことの
メリットは想像以上に大きいと思います。

自分が最も恐れていること
例えばそれが「世の中受け入れられない」
ということであるならば、
事前にそれすらも受け入れてしまえば
この先何があっても
あなたの心は大きくぶれないでしょう。

「世の中に受け入れられない」という
最も恐れている結果も既に自分の中で
よしとしているのだから、
それすらも「OK」といえるようになる。

そうなると
もはや怖いものというものがなくなり
本来表現したかった「自分」というものを
遠慮することなく出せるようになる。

表現をみて
「いいね」という人もいれば
「いやだね」という人もいるわけで
それは表現する側にはどうすることもできない。

ただ
自分というものをどう表現するか
この一点に拘ることしかできない。

多くのファンを持つ表現者には
同じように
多くの真反対の勢力もついているわけであって
それは
「自分」というものを遠慮なくさらけ出している
結果ともいえる。

最悪の状態を先に自分が受け入れることで
結果として最善のパフォーマンスがだせるようになる。

本当の自分を表現できるようになる。

そういうことだと思うのです。