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noteはmixiの受け皿になっている

この前ツイッターの会話の中で、noteには「84年生まれ」が多いという事実が発覚。かくいう私も84年生まれ。その数の多さに不自然さを感じ、ひとつの仮説が生まれるわけです。

『noteはmixiの受け皿になっているのではないか』

と。この話、誰か書くかな……と思っていたけれど、誰も書かないから私が話題にします(笑

ツイートをさらしてしまうと、皆様の年齢をさらしてしまうので、それはやりませんが、noteユーザーは数多くいるとはいえ、こんなにも集まるものだろうか?と驚くくらいには84年生まれの方が居たのです。

単なるサンプルの偏りであった可能性も否定できません。でもそこで思い当たった仮説に結構説得力を感じてしまったのですね。それが、上にも書いた『note、mixiの受け皿説』なのです。


私の話をさせていただくと、私はまさにmixiからの移行組になります。

足跡つけたり消したりを繰り返すこと十数年、実は今もmixiアカウント使ってます。多いときは年300くらいの漫画のレビューを書いていましたが、さすがに人が少なくなってきたのに限界を感じ、移住先としてみそめたのがこのnote。

今となっては、筆の向くまま色々書いているのでわからないものです。しかし元々はとにかく漫画のレビューさえ書ければ良いや、と思っていました。

他の人でも私と同じように、過去にmixiで文章を書いたり、コミュニケーションをとることを楽しんでいたけれど、村の過疎と衰退からそこを離れ、流浪の先にnoteにたどり着いたという方は多いのではないでしょうか。

そしてmixiから流れてきたとすると、84年組が多いのにも理由が見えてくるのです。

そう、私たちの世代は、丁度いい時期にmixiが流行り出したのです。

「いい時期」という表現をしましたが、私で言うとそれは二十歳そこそこの学生時代で時間に余裕があり、新しいものにも貪欲な時期。そして周りもそういう暇を持て余した学生が沢山いたことが大きいでしょう。

「mixiっていうの流行ってて、たけのこ好きだと思うけどやる?招待するよ?」と言われたときのことを今も覚えています。私にとってもそうですし、多くの人にとって初めてのSNSだったのではないでしょうか。

mixiの性質上、趣味や仲間内でのつながりにはめっぽう強く、みんなこぞってmixiをやっていました。やはり周りにやる人がいるから楽しいし、流行るというもの。

そこで覚えてしまったんですね。
WEB上でモノを書いて、そこに反応を貰えるという快楽に(笑

実際にmixiをやっていた人数の分布は知りませんけれど、この15年前くらいの時期が一番勢いがあったのではないでしょうか。そして、そうやって増えた母数がここにきて『noteの84年組』となっているのではないでしょうか。

とはいえ社会に出て一回りして、なんとなく周りが見えてきてしまったとか、他にも様々なきっかけがあるでしょう。

なんにしても私の様な「元mixi戦士」たちはは、若くて好奇心旺盛な時期に頭に快楽を刷り込まれ、運命に導かれ、黄泉の国からnoteという場所に帰ってきたことは間違いないようです。


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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)