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「子供の付き合い」と「大人の付き合い」

先日、雨が降っていたので、子供を連れて「スーパーとかに良く入っている、時間いくらでトランポリンとかアスレチックとかボールプールとか、そういういろんな遊びができる所」に行ってきた。

今、書いていて猛烈に思ったけれど、アレなんと称するのが正しいんですかね。「屋内遊園地」?と書いてるところもある気がするけれど、遊園地と言えるほど立派かと問われると疑問が残る。私が行ったところは、ボー〇ルンドとかそういう著名なところがやっているわけではないのも、呼称に困る要因の一つのように思う。

何にしても、近場で雨の日でも十分に体を使って遊ぶことが出来る場所というのは貴重だ。隣県にある市の施設にも良く行く。値段も安いし設備は立派なので、ご用達なわけではあるけれど、なにせそこは一時間近くかかるので、それほど気軽には行くことができない。

そんなわけで今日は近場ですませますか、とばかりのラフスタイルなのだ。

そんなこんな、子供をポイっとほかして、大人見しながら優雅にお茶でも飲みましょうかなんて。出だしは悪くなかった。

どうやら同じようなことを考えて連れてこられたであろう、同世代の男の子とキャッキャと仲良く遊びだしたのも良いことだと思う。前はうちの子は、他の子が居てもどうしたらよいのかわからない風情で、なかなか一緒に遊んだりできなかったんです。
でも、幼稚園に行き出してからは、みんなと遊ぶことに抵抗がなくなった気がします。それに、この子とは結構馬が合ったようで、コロコロと元気よく遊びまわっている。安全に配慮された施設で遊ばせるのは、こっちの心に余裕ができるし大変微笑ましい。

お時間に限りはございますが、心行くまで遊びたまえ。と高みからの左団扇。さあ、ゆっくりnoteでも読みますか……

……そう思ってたんですけどね、最初は。

「おとうさーん!」その、見知らぬ子が呼ぶ先に居たのは、全身黒色で手の先までびっしり刺青の入ったガタイのいいお父さん。お母さんはおらず、お父さんとその子の2人で来ているようだ。マッサージチェアにでんと構えて、「勝手に遊んでろや!」と言わんばかりの堂々たる風格。

先に断っておくけれど、別に刺青に偏見はない。
ファッションとしてカッコいいと思うときもあるし、友達なんかで入れている人も結構いる。派手に入れているからといって何ということはない。今時その手の方ということもあまりないだろう。

……でもあの……ごめん、知り合いでもないガタイのいい男の人が、全身刺青びっしりだったら、正直ちょっと怖い気持ちもあるのよそりゃ……(笑

仲良く遊んでいるようだけれど、何かのはずみで怪我でもさせてしまったらどうしよう。

と、まあ途中からそんなことが気になってきてしまう。もちろん子供同士はなんのしがらみもなく、相も変わらずきゃっきゃと楽しそう。大変結構。結構じゃないのは完全に大人の事情だ(笑

良いのか悪いのか、その子も「構ってくれる大人が居る」とばかりに私にも絡んでくるし、絡まれたら相手しないわけにはいかない。というか、別に君と遊ぶのは全然いい。何にも構わない。むしろうちの子と一緒に遊んでくれて大変ありがたいと思う。

が、私の頭に巣食っているのは、「君のお父さんがちょっと怖い人だったらどうしよう」とかいう偏見にまみれた大人の事情なの。本当にごめんなさい(笑

でも、最後に向こうの子が先に帰るってなったときに、そのお父さんが

「遊んでくれてありがとうございました」

って、言ってくれてなんだいい人じゃーん!!先に言ってよ!!とか、これまた勝手なわがままを心の中でおしつけた私なのでした(笑

大人って難しいなぁ(笑


#エッセイ #コラム #育児 #子供 #遊ぶ

「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)