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今年の台風の目となるバンド「King Gnu(キング ヌー)」

最近は季節を問わず音楽フェスが行われているけれど、やはりフェスシーズンといえば夏だ。

FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル、RISING SUN ROCK FESTIVALといった大規模フェスが開催されるのが夏というのが大きいだろう。そして、夏を中心として、その年の目玉として、フェスというフェスに引っ張りだこになるバンドがたまにいる。

そんな、今年の目玉であるバンドが『King Gnu(キング ヌー)』だ。

今年メジャーデビューを果たしたばかり。

多数のCMソングや、ドラマの「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌を務めたり、ミュージックステーションにも出演を果たし、まさにノリに乗っている。

フェスでいうと現在のところ、「SUMMER SONIC」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」「METROCK」「VIVA LA ROCK」「ARABAKI ROCK FEST」などの大規模フェスに加えて、中規模フェスにも次々に出演が決まっている。

このように、フェスに出たいバンド側の意向と、フェスに出てほしいイベンター側の意向が合致するとき、このようにまさに「引っ張りだこ」という状態になることがまれにある。頻度としては数年に1組くらいではないだろうか。

今年に関しては、紛れもなくこのバンド『King Gnu(キング ヌー)』こそが、その選ばれた「1組」なのだ。

ここ数年でそういった「台風の目」になったバンドでいうと、『MAN WITH A MISSION』や『WANIMA』が挙げられる。

WANIMAなんかは、バンバンテレビやCMに出て、もはや一般の御茶の間にすら浸透しているという、そら恐ろしいバンドだ。あの人たちメロコアバンドですよ。ハイスタもびっくり状態ですよね。

一般的な知名度ではWANIMAに劣るかもしれないけれど、邦楽ロックを好きな人からすれば、MAN WITH A MISSIONだって今や相当のビックネームだ。

なにせ、オオカミのビジュアルは一回見たら忘れようがない。

もちろん、今後必ずしも売れっ子になると決まったものではない。

イメージ戦略上メジャーを辞めて、そのせいで世間的には「最近見なくなっちゃったね~」という認識になってしまうSuchmosみたいなバンドだってある。いや今でも十分売れてるけど。

ただ現段階で、すでにある程度の人気と、確かな実力を兼ねそろえていないと、引っ張りだこ状態などにはならないのだ。それは先駆者を見ればわかることだ。

他にも新進のいいバンドは沢山あるけれど、今年の顔はこの『King Gnu(キング ヌー)』で間違いない。

メジャーからのアルバムは、まだ『Sympa』1枚しか出ていないので、追いつくのも簡単です。とっつきずらそうな雰囲気と、曲をしているように見えますが、引っ張りだこのバンドは必ずいいライブをしてくれます。これはまず裏切りません。

実は私も、まだライブに行ったことがないので、今年の夏に何処かで見れないか、と画策しているところなのでした。


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