ども、えいけいです。

年が明けて世間は新レギュで盛り上がってましたが、僕の方は生活が忙しく精神をすり減らしながらようやく一息ついたタイミングでのシティリーグ参戦でした。

同時期にCL愛知もありますが、そちらはどうしても優先しなければならない予定があり応募もしてませんでした。その代わりではないですが、調整窓のメンバーはエク3スタン1で全員当選、さらに鹿児島の知人プレーヤーの多くがスタンで当選していました。とても喜ばしいことです。今回は自分のシティリーグもありますし、せっかくだからと鹿児島の知り合いをお呼びして即席の調整窓を作って練習を行いました。お呼びした人みんなに快諾していただきありがたい限りでした。現在の取得CSPはわずか15、どれだけ甘く見積もっても準優勝以上でなければJCS優先権も取れない状況ですが果たして…？

なお、本記事には有料部分を掲載しています。こちらでは当時CL組を始めとした知人に送りつけた即席のサナ簡易メモ(約7000字)をそのまま添付してあります。知人以外にも読みたい？という方がいたのですがプレビュー記事を直接知らない方に見せるのは気が引けたのでこういった形式での公開にしました(あと宮城新潟CL参加に対する心象ハードルを少しでも下げたい、金かかりすぎ)。
ご理解いただける方のみご購入及び閲覧して頂ければと思います。

1.環境考察

直近のシティリーグや大規模な非公認大会の結果から環境は以下の様に構成されると考えました。（2/21時点）

Tier1　ロストギラティナ
Tier2　ロストバレット・ミュウVmax・一撃ルギア・ミライドン
Tier3　サーナイト・アルギラ
他

Tier1は20％、Tier2は10～15％、Tier3は5％程度の分布で、上位５デッキが６割強を占めると予想しました。そして、そのような環境下で一通り相性を試しまとめた相性表が下の様になります。

尤も、相性表作成に取り組める人がそこまで多くなく埋めることで手一杯だったため試行回数は少なく信頼度はそこまで高くないと思います。僕主導で作成したのも初めてなのでそこも不安もありますが、大体の感じを掴めればいいので問題ないです。

相性表を見ると、ルギアが一歩抜きんでて評価値が高く、逆にギラティナが評価値が低いです。それ以外がほぼ横ばいという結果でした。ただし、ルギアは偏差が大きく、世間のギラティナは僕のギラティナよりうまい人が殆どと考えるとどのデッキもあんまり変わらないなというのが結論です。
既存のデッキを改良して相性が改善されるならばそれを採用することが強く、次点で使い慣れているデッキで練度勝負をしかけることが無難だと考えました。ギラティナ使いならそれが一番良さそうです。

実際、今回お誘いした鹿児島勢もほとんど使用デッキ決まっていました（それもあって相性表作成に人員が割けなかった）。普段からやってるってやっぱ偉いや。

2.デッキ選択

じゃあ僕はどうなんだという話ですが、レギュ変わってから定期的にリモートで触ってたのがギラティナとサーナイトで、練度に自信がないのとメタ対象になってるかどうかの違いからサーナイトに分があり、あとは純粋に評価値の高い一撃ルギアとローグにメタ対象に当たりやすいだろうと考え環境メタの空ロストが主な候補でした。
直近は一撃ルギアやピカチュウ入りのミライドンが目立っていることを考慮して空ロスト＞サナ＞一撃ルギアという評価でした。

ただ、鹿児島の環境がロスト系に偏ってるという話を聞いて手のひらを返します。ロスト系に偏っていること、それが共通認識ならばクレッフィ入りのエレキをメタデッキで持ち込む思考が肯定されます(当時、練習時点でクレッフィエレキが環境に適しておらずほぼ当たらないと考えていました。)そもそも思っていたメタゲームとずれている可能性が高いならばそもそもメタデッキは使うべきではないと考えて空ロスト作成はいったん放置。

シティ入賞していたサナを組む中で非常にしっくり来るリストがあり、それを数日練習した結果、各対面に対する勝ち方が明確になり他にデッキもないしこれでいいやってなったため現環境用にリストを最低限変更して使用しました。

元のリストとはスタジアムが、テーブルシティ2→シンオウ神殿2になっているだけです。
バスケットやゼリー辺りは空の封印石やネストボールを増やしたりも検討したのですがどちらも絶妙に使うことと、ロスト系が多い環境という話を考慮してそのまま使うことにしました。

3.マッチング

1ロスギラ×
2ミライドンエレキレントラー〇
3ロスバレ水超鋼〇
4ロストカイオーガ〇
予選8位/28人中
T1ミライドンエレキ〇
T2ロスギラ〇
T3一撃ルギア〇
優勝　100pt

優勝して草

初戦のロスギラは手札が渋い上にマナフィクレセリアがサイド落ちでげっこうしゅりけんで盤面えぐられるわ捲る手段が限られるわ散々で、（次のシティは壱岐で楽しくボスラッシュに挑むかあ）ぐらいに思ってました。

その後も綱渡りなところがありましたが、なんとかなりました。珍しくなんもメモとってないし、試合中にやること多くて何したか覚えてないんですが勝てば官軍です。

しかし一方で迷っていたバスケットやゼリーの採用はシティを終えてもなお結論付けることはできず、CLを控えた人たちに有益な情報を提供できるかとても怪しかったです。一先ず一日でサナに関する簡易記事を作成し、使いそうな人にぶん投げて各人に残りは委ねる形で僕のシティとCL練習は終わりました。

4.CL組結果

許可を得た範囲で今回一緒に調整サーバーに参加してくれた方のリストと結果を記載します。※一部の人は後日掲載予定（敬称略

一人でも多くDAY2進出してくれるといいなと思っていたので達成率が1/7と考えると若干奮わなかったなというのが正直な感想です。

元々殆どが使用デッキを決めていたうえ細部の調整もそれぞれでやっていたので、僕が関われる部分は少なかったです。
その中での反省点といえばサナに至るタイミングが遅かった点でしょうか。サナを主に試していたのが自分だけで、相性表作成しながらだとキャパが足りてなかったなと感じます。
自分がシティで使用するリストが決まったのも前日練習で、プレイングの共有もシティ後の二時間程度と前述のメモだけだったのでちょっと時間が足りてなさ過ぎました。
環境は違いますが同日に64人程度規模の非公認大会でメモをぶん投げた人たちが優勝準優勝していました。その人たちは以前からサナを使い続けている人（というか最初にサナを教えてくれた人）とその人に一夜漬けでプレイング教わったらしいので、そこの時間さえもう少し確保できていればなあという後悔はあります。

リストに関しても《ミュウ》を入れて《バトルVIPパス》採用型の方が初動が安定して良かったのでしょうか。個人的には後から適宜たねポケモンを展開できるネストの方がいいと感じたのですが…。リストの改善も含めて時間が足りませんでした。やはり継続して触っていることが一番偉いです。

他の環境予測などがどれだけあってたかどうかは詳しい情報が出てから比較したいと思います。

(0327追記)
サーバーに参加してくれた方が後日のシティで準優勝×2ベスト8×1でした。特にCLでサナ使ってくれた2人が継続して使った上で入賞していたので嬉しかったです。おめでとうございます。

環境予想については公式が配信で有益な情報を出してくれたのでそちらを見てくれれば。

ミュウの評価だけずれてて、それ以外は概ね合ってたので初めて作ったにしては上出来だったのではないでしょうか。ミライドンに関しては評価値自体はそこそこありましたが、使っていて何に勝ちたくて握るのかというビジョンが見えず、そこが分からないまま使うほどパワーがあるわけではなかったので選択肢になかったので、あまり成績が奮ってなかったことに関して感覚が合ってたとほっとしてます。
ミュウの評価がズレてた原因は、ロスバレ2種共にドラピオン+空の封印石のパッケージを採用して相性がブレてたことと僕のミュウより参加者のミュウが強かったことの２つでしょう。前者のパッケージ採用したら有利なのはそれはそうって感じなので歪んでたなと思います。

5.最後に

正直、最近はそもそもポケカ出来ていなかったのでシティで勝てるとは思ってなかったです。それでもやるからには最善を尽くしたかったですし、同時期のCL参加者の一助になりたいという思いもありました。
そこそこポケカをやっていますが、こういった中規模以上の大会で優勝したのは出たとこバトル予選以来2度目だったので感慨深かったです。
やはり多くの人と勝つために試行錯誤する過程はとても楽しかったですし、それが報われたならばなおのことです。

なんとか次回シティの成績次第ではjcs優先権獲得できそうなため、残り期間も頑張りたいと思います。

半ば無理やりでしたが快くサーバーに参加してくれた皆様に感謝の言葉を述べて今回の備忘録を〆たいと思います。本当にありがとうございました。

何かあれば@A_K_ptcgまで