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時間は誰にでも平等?

あたたかくなり靴下を履かなくても過ごせるようになりました。
薄着で過ごせるこの時期は、暑くもなく、寒くもなく、良い季節だなぁと感じています。
次の季節の訪れを感じ、時間が過ぎていることに気づきますね。

ということで、本日は時間についてお話したいと思います。
時間は人間に平等に与えられたものだと思いますよね?
実は違います。

・絶対時間(ニュートン、どこでも均一に進む)
 ニュートン力学の「運動の3法則」で時間、空間、運動する入れ物という考え方。
 「宇宙のどこに置かれていても、すべての時間は、無限の過去から無限の未来まで変化せずに同じペースで同じ時間を刻む」
→現代人の時間観ですね。

・相対時間(アインシュタイン、伸び縮みする)
 19世紀にオーストリアの物理学者マッハが「宇宙のあらゆる物質がなくなたら、何も起こらない、時間そのものが存在しなくなる」と提唱。
 その案をもとに、1905年にアインシュタインが相対性理論「相対速度(*)が亜速度(**)になると、目に見えた時間の差が現れ、どんな時でも一定ではなく、観測者によって異なる」を提唱。
それまで切り離されていた、時間と空間が一体となり「時空」という概念を作り、「時空は観測者の運動状態のよって、遅れたり歪んだりして変化する」
簡単にいうと「時間は速度や重力で変幻自在に伸び縮みする」ということ。

(*)相対速度→地表に立った観測者から見た物体の運動速度
(**)亜速度→光速に近い速度


とても難しい理論で凡人には理解しがたいですが、時間は同じでないという事だけ理解出来ると良いと思います。
理論上「時間は誰にでも平等ではない」という証明があります。

「時は金なり」です。楽しく、有意義に今日をお過ごしください。

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