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サンフランシスコジャイアンツのオラクルパークは左打者○利!?


こんにちは、サンフランシスコジャイアンツファンのあかです。
韓国の英雄、イジョンフが我らのサンフランシスコジャイアンツ(以下SF)と6年113Mで契約しましたね!!え?大谷翔平??いやいや何言ってるんですか、本拠地が左打者不利のオラクルパークなのにとる訳ないじゃないですか〜
イジョンフも左打者だろ??いやいやイジョンフは左打者有利のオラクルパークにピッタリの人材でしょ!!ってのを説明していきたいと思います。

オラクルパークって?

まず、オラクルパークの簡単な大きさの説明をしますと…左翼までが約103m、中堅までが約120m、右翼までが約94mで左中間右中間ともに深くなっている左右非対称な球場になっています。右翼までは短いのですがフェンスが約7mと高く、後ろがすぐ海となっておりそこからの強い風でボールが押し戻されます。要は甲子園みたいなもんです。

高い壁


そのため左打者のホームランがとにかく出なく、2000年開業当時は1人左打者で化け物がいたせいで左打者有利と考えられていましたがそのボンズ以来最高が2021年のブランドン・ベルトの29本と30本超えの左打者はまだいません。

パークファクター

さてここからはパークファクター(以下PF)のお話です。この用語の説明自体はいろいろなサイトに掲載されておりますのでそちらをご覧になってもらいたいのですが

要は本拠地が異なるの不利有利が出るからそれを均一化するための補正みたいなものです。
Baseball Savantにいろいろなデータが掲載されているのですが今回は左打者に限定して見ていきましょう。

2021-23のPFその1
2021-23のPFその2

数字が高ければ高いほど、赤ければ赤いほど打者有利です。見ての通り24位です。(ロンドンスタジアムは本拠地ではないため)
はいこれでオラクルパークは左打者不利だねというのは簡単です。ただしこの表で特筆すべきは2B、3Bの部分です。

2B
3B

この通り2塁打と3塁打は出やすい球場となっております。(結果的に左打者不利じゃん)これは左中間と右中間が深いことにより守備範囲広くなり、高いフェンスによって打球処理がむずかしくなりまた球場の形が複雑であるためクッションボールが難しいためです。
イジョンフは韓国メディアのインタビューで「自分は守備の間を抜くギャップヒッターを目指し2塁打3塁打を量産していきたい」と言っておりました。

確かにHRは出にくいので大谷さんには不利に働くかもしれないですが、イジョンフならオラクルにフィットしそうですよね!!

もう少しだけ…


オラクルの主要なPF

上の表を見て得られる情報は色々あるのですがとにかくオラクルパークで結果を出すにはハードヒットを打つことです。ハードヒットとは打球速度が95mph以上の打球のことです。やはり球場の形状が独特なので強い打球を飛ばすと他の球場よりなんか起こりやすいというのはあると思います。(8/16のレイズ戦とか)WBCでも結構いい打球飛ばしていたと思うんでそこに期待したいですね。

…あと2023年だけ異様に低くない…?

最後に…

PFは結構HRだけで見られがちで、オラクルパーク以外にも誤解されている中で有名どころはヤンキースタジアムは左打者有利というのもありますが野球はHRだけでなくフェアゾーンの広さや気圧、温度など他の要素もたくさんあるので簡単には言えないというのはあります。(クアーズはめっちゃ打者有利で大丈夫です)
今回は指標の説明がめんどくさかったのでwOBAconとか重要なものがあるのですがぜひみなさんBaseball SavantのPFのページをご覧ください。

あともう一つだけ


2020-22の左打者PF

😩大谷さんは行く球団を間違えましたね

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