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情報を整理する「枠」にもいろんな種類がありますよ

デザインの素養がない方に向けて、チラシだったり企画書だったり資料作成のコツをお伝えします。
大切にしているのは以下の3つです。

1.デザインの素養がない方でも取り入れやすく
2.意識することでデザインのレベルがぐっと上がり
3.時間をかけずに仕上げられる

パワーポイントやワードを使ってできるレベルのことをお伝えしています。
パワポでもここまで作れますよ!いかがですか?

さて、前回、資料を作るときに枠で情報を整理する必要性をお伝えしました。
その枠の種類をいくつか紹介します。
いずれも簡単な方法ですので、ぜひ取り入れてくださいね!

さて、こちら。
飲食店のメニューの一部(ダミー)です。

表頭記号(今回は◆)から、「デザート」と「食後のお飲み物」という括りがあることがわかりますが、さらに枠を使ってわかりやすくしてみます。

まずは文字の下に座布団のようにベタ塗を敷くパターン。
こちらは、色数を抑えつつ、紙面の華やかさを出すことができるので
おすすめです。


続いて、枠線で囲むパターン。
こちらはよく見ますね。


続いて、枠で囲むのではなく、線を一本だけ引いたパターン。
枠よりも洗練された印象になりますね。


最後は、余白という見えない枠です。
線すらありません。
資料を作り慣れていない方の場合、情報の取捨選択ができずに
情報量が多すぎて、伝わりにくいということがあります。
(ここでは、文字情報だけではなく線一本も情報として捉えています)
できるだけ、情報量を抑えたほうが、伝わりやすくなります。
その点、余白による枠は追加の情報がないので、おすすめです。
ただし、十分な余白がないと、枠として機能せずに、分かりにくくなってしまうので注意してくださいね。

さて、4種の枠をご紹介いたしました。
皆さんの資料作成の参考になれば、嬉しいです!

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今回の写真は、上野東照宮の牡丹苑の葉牡丹です。
昔は、葉牡丹というとお正月だけの和の雰囲気をもつ植物でしたが
最近は、広く使わるようになりましたね。
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※こちらのnoteはデザインの素養のない方を対象にしているため、極力、専門的な用語を使わないようにしています。
そのため、例えば「純色」を「混じりけのない色」などと表現しています。
デザインを学ばれている方にはかえって分かりにくい表現になってしまいますが、ご了承ください。

どういう経験からこのマガジンを書いているかについて「デザイン入門書の前に読んでほしい」に記しました。
ご興味のある方はご覧ください。

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