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ビートたけし×茶の湯

私が、高校、大学とお茶を続け
(決してまじめに取り組んだとは言えないのですが)
そして、また、はじめた理由は、あるテレビ番組を見たことが理由です。

それは、1998年の「茶の湯 自在」というNHKの番組で
裏千家家元千宗室が北野武にお茶を振る舞うという内容でした。

番組では家元の茶事の準備から当日、その後の映像があったと記憶していますが
その中で、忘れられないシーンがあります。

北野武を迎えるにあたり、お茶室に向かうまでの庭、露地(ロジ)をお弟子さんがきれいに整えていました。
その露地を家元がチェックする際に、背の高い家元がふと膝を曲げて
「武さんの背はこのくらいだから」と
北野武の目線に自分の目線を合わせて、北野武の目線で、お庭が最もうつくしく見えるように、手を入れなおされていました。

それを見たときに、人をもてなすというのは、ここまですることなのか!と
心揺さぶられ、
その感動が今に至るまで茶道、茶人へのあこがれとして続いています。

ぜひ、もう一度見たいのですが、NHKアーカイブスにもないようで、
もし映像をお持ちの方がいらしたら、NHKアーカイブスにぜひご提供をお願いいたします!


(一度しか見ていない番組で20年くらい前の話なので内容が違っていたらごめんなさい。また、断りを入れるまでもなく、上記一切は個人的な見解です。
さらにいうと、お稽古を続ける中で、考えもまた変わっていくような気がします。)


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