黄泉の世界をささまよう霊
旅に逝った犬たちの集まりでしょうか
まだ、成仏できずに彷徨っているのか
ただ、漫然と雲をみていた
あるとき,御巣鷹山の上空にとどまった雲を見たとき
まだ、世の中に未練があり成仏しきれずに彷徨う雲に出会ったとき
背筋の凍る思いで見つめ手を合わせていた
もうすぐ、8月12日
お盆で里帰りする同僚が新幹線の切符を日航のキャンセルに切り替えてのる
運命の分かれ道だった
ジャンボ機墜落から数年たっても御巣鷹山の空は彷徨いつづける雲の霊
いつまでたっても消え失せない優しい笑顔、
仕事ではいつもホローしてくれた先輩だった
それから、旅客機にのるのが怖い、周りから笑われているが…。
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