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入れ替えの話

はてさて。部品も届き始めたものの、海外からの取り寄せもありますし、作業量的にも一日二日じゃすまなさそうなので…。ちまちま進めていきますかな。まずはイかれたハブの交換から!

リアハブはかつて「無茶な話」

にて取り寄せた「SLX FH -M7000」を流用。もったいないし!前後で揃えるためにセンターロックのフロント分を注文。けれど…。

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……なんかパッケージ古いな。部品に埃も積もってるし…。というか!

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ロゴデザインもちょっと違う!あー、こりゃ相当長く倉庫の中に眠ってた感じですかね。まさに掘り出し物ってか。

さて。中身は後で整備するとして、とりあえずリアハブにしていた細工を元に戻してと。

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お次はこれまで使っていたハブの取り外し!

スポークも全て外すので、ローターも一旦外さなきゃですね。

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ローターを取り付けるときはもちろんなのですが、私は一応外すときもボルトを対角線同士を順に緩めて外すようにしています。詳細はまた取り付けの時にでも。

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タイヤを外しリムテープも剥がし、振れ取り台にセットオン。ニップルを順繰り緩めて、ホイールの解体と参ります。

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スポークを緩めるのは基本専用のニップル回しを使用しますが、表側が舐めてしまっている時や工具をお持ちでない、という時、マイナスドライバーで締めて緩めてが出来ないわけではないです。

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個人的にはオススメしませんが。ニップルは元々弱い部品で、意外とすぐ変形します。変に力を加えたり無茶に回したりすると…まぁ面倒な事態になります。気をつけましょう。

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あとディープリムの場合もちょっと注意が必要です。私のリムは比較的浅めなのであれですが、ディープリムはニップルを緩め切っても外まで届きません。ニップルがリムの中に落ちて、出すためにリムとにらめっこ、なんてのはよくやります。私が。

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専用工具を使うのが最も良い方法ですが、あいにく手持ちがないので。つまようじや千枚通しで穴を抑えることで外まで連れ出せます。時間はかかりますが、中に落として出さねばならなくなる方が時間も手間もかかるので。丁寧にいきましょう。

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外した外した。以前も話しましたが、ディスクブレーキや外装変速がついているハブの場合、左右でリムのセンターが変わるので、スポークの長さも変わります。組み方にもよりけりですが、基本的に変速やディスクブレーキローターなど「何か付いている方」のスポークが短いです。混ざるとほんと厄介なので、バラす際は要注意。どちらが短いかも、組み直す前に比べて確認しておきましょう。

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リムテープのノリも落としてやる気充分。やるぞー。

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と言っても、珍しい作業は特にないんですが。組み方も以前と同じですし。リム組の説明等はもう先人の方々にしていただいているなか、今更私がしゃしゃり出る隙もなさそうなので…。というか説明できる自信がないので。すみません。

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フレもとってタイヤもはめて、中もグリス足して一通り完了。

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ブレーキパッドも新しくする予定なので、ローターもメーカーを揃えて一新しよう!と思いきや!

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これセンターロックじゃない!6穴固定だ!つけられないよー。

でも大丈夫!

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そんな時のための……いい加減うっとおしいですね。ええもちろん最初からわかってて準備してましたとも。でもTRPでセンターロックてめちゃめちゃ高かってん…。

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まぁコストカットも目的の一つですが、半分くらいは好奇心ですね。個人的な見解で恐縮ですが、SHIMANOに限らず、メーカーって部品を統一すると実力十分なんですが、他社製品との互換性を作った部品って意外としょっぱかったりするんですよ。メーカー的には、もちろん統一してもらいたいのが本音かと思いますし、なんなら互換性を持たせることを専門にしたメーカーもありますけどもね。

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上から目線でなんですが、要は「どんなもんなんだろう」といったところですね。まず台座から。向かって右側が平らになっているので、左側が内側に来るのでしょう。

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特に考えずそのまますっぽり。お次はローター。

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極力油がつかないように注意して下さい。落とせなくはないですが、制動性や寿命に関わってきますので。わかりにくいですが、ローターに進行方向も記されているので間違えないように取り付けます。

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付属のネジで取り付け固定を〜…と思いきや。

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ローターに付属していたネジと、アダプターに付属していたネジはどうやら形状が異なります。太さは同じですが、ネジの頭は明らかにアダプター付属の方が小さいです。なら、まぁ…アダプター付属のネジ使うしかないなぁ。

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一般的なローター用のネジよりも頭が小さいため、使うトルクスもワンサイズ小さいものを。舐めやすいので慎重にいきましょう。

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ここで先に言っていた締め付け順。対角線の順番にネジを締めていき、かつ一本を締めきってから次のネジ、ではなく少しずつ全体を締めます。ローターも意外と変形しやすく、締め付け具合によっては斜めになってしまいます。すると、車輪がまっすぐでもブレーキが上手くかからない、調整できないという事態に。ブレーキ周りは時間と手を掛けて損のない箇所なので、じっくりやります。

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締めきったら銀色の…ワッシャー扱いになるのかな?を乗っけて。

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ロックを締め切る!

…暗くなっているのは気のせいではありません。最初センターロックはスプロケット用の工具があれば締めることができると油断しきっていたので、専用工具の準備がなく急遽買いに出たのです。センターロックは確かにスプロケット用工具で締めて緩めてができますが、ディスクアダプターに関してはモノによってはホローテックのボトムブラケット用工具で締める場合があるようです。初めて知った…。

アンチホローテックだったので買う予定はなかったのですがやむを得ない。はい。

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では洗浄も済んでフォークもはめ直したフレームへ、ホイールをセット。

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デカイな。一気に狭い。

しかしなんというか、足回りが綺麗に一新できると、一仕事終えた感じがしますね。見た目は小さな変化ですが、ここに至るまでの時間と経緯を思うと感慨深い…。ずっと一緒に走ってきたハブだったしなぁ…。

では残りドライブ周りと、ハンドル周りと。今週のキャンプまでには間に合わせたいですのー。

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