見出し画像

〈東根の文明開花〉


・明治時代初期
「散切り頭を叩いてみれば、文明開花の音がする」
(この歌は散切り頭の人を、近代化の潮流に乗った先進的な人だとして賞賛したものである)
ならば、

・令和時代初期 東根
「髭面坊主を叩いてみれば、文明開花の音がする」


あれからこの町は、発展したのだろうか。
人口は48000人を超えたと喜んだのも束の間、一瞬で下がり始め現在47800人。
出生数はどうなった?子どもが増えたと朗報を聞くか?

この町が誇れるものは、一体なんなのだろうか。
さくらんぼで他市と差別化を図れているのか?寒河江に戦々恐々ではなかろうか?
この町の取り柄ってなんなのだろうか。

今この現実が、先輩たちが運営を行なってきた現実だ。
手遅れなのかもしれないが、結果だけを渡された私たちは、いかにして再興させるか、最大の踏ん張りどきなのである。

東根らしさとは一体何なのだろうか?

例えば、生活圏よりも遠くの保育所へ通わせなければならない家庭の現実。
誰かと話をすると、必ず溢れ出る不満。東根は完璧に見えて、未だに完璧では無い。

東根は何色なのだろう?
染め尽くされて真っ黒か?
実は全て虚無だったと、無色透明か?
良いよもう、何色だったとしても。
今からまたみんなで染めていこうよ。

誰か一人で作れるものではない。
誰か一人が思うがままに支配してはいけない。
私たちの町は、私たちが作る。
みんなで考え、みんなで作り上げる。

ただでさえ時代遅れのこの町(国)なのだから、そろそろ本気で、子どもたちが希望を持って生活を送っていってもらうための土台作りを行うべき。

毎日何度も考える、東根のこと。
まず一つ言えること。
東根に今足りないのは、今後どういう町にしたいかのイメージ図。これは住んでるみんなが考えて答えを出さなきゃならない作業。

悪いことは少し遅れてやって来る。
取り返しのつかない出来事も、少し遅れて露呈する。
例えば少子化問題も、1990年 1.57ショックと言われてから、今まで何か改善したのか?出生率は上がったのか?少子化なんて今すぐ解決できる問題ではない。
例えば今まで抑え込んできた値上げも、本当は余裕のあった30年前から徐々に始めるべきだったのだと思う。
電気
燃料
食料
度重なる値上げを快く受け入れてるわけではないだろう?
もっと疑っていこうぜ若い衆。

さぁ、もう少しで始まる。
4年に1度の 東根のお祭り

生まれて此の方、最悪な時代
経済は冷え込み
活気は失い
正しい大人は減り
疑い深い大人がのさばり
杜撰で脆弱な社会
でももう過ぎたこと、グチグチ言わない

そして良い加減 みんなで開けようぜ
新時代の幕開けだ!

この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?