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今後のnoteについて

 私は随筆を書くとなれば多くの話題を扱うことで書くという行為を、肯定しなければならなくなるタイプの書き手です。真面目にキザに真情を吐露したつぎには、ふざけたラーメン記事でも書いていたい、そのようにしてなんとか、ものを書いてしまう、ということと、折り合いをつけねばならなくなる、そういう意味です。
 一歩すすんで人間というのはアンビバレンツな存在であり、真面目な自分をそこ(テクスト上)に出してしまった以上は、不真面目な自分もそこに登場させざるをえない、そうでなければ書くということをめぐって、誠実であれない気がするわけです。

 そうなった場合、実際に種々のトピックがとりとめもなく散らばってしまう、という弊が起こる。ひとつのサイトでは、――それはそれで面白いのだけれども――本当の闇鍋になってしまう、話題がほうぼうに飛んでしまいまとまりがつかない気持ち悪さというのがあります。

 さらにまた、「note」の運営について思うところがあるため(表現物は表現者のものであり、「ユーザーの囲い込み」のような形でバックアップの機能を制限するのは、控えめにいって良心的ではない。ユーザーインターフェースの改悪についても、事後になってから、ユーザーの意見を聞く、などという姿勢を示すべきではないでしょう)、試験的にサイトを二つにわけることとしたく思います。マガジンの更新が遅れている件について考えると、どうしようもない惨めな気持ちでいっぱいですが、その分、投稿するための小説を書く時間に割いているのだ、と開き直るほか、私にはないようです……。

  ネット上に書く、となった場合、なにがしかの金銭が発生するかたちでしか書きたくない、書けない、という意向も強くそこには作用をしています(書くのならば新人賞にむけて、投稿するための文章を書いていればいいのがアマチュアの物書きなわけです)。広告収益を得ることを目的として、今後は文芸にかかわる記事は、はてなブログのほうに掲載していきます。
 もしも気に懸けてくださる方がいらっしゃいましたら、是非、いらして下さいませ。

 https://senito.hatenadiary.com

静かに本を読みたいとおもっており、家にネット環境はありません。が、このnoteについては今後も更新していく予定です。どうぞ宜しくお願いいたします。