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問題住人が居るシェアホームに移り住んで1年半の戦いの結果、相手は追放されます

まず最初に、幾つか特定できそうなエピソードが有るのでわざとフェイクを入れておきます。ご了承ください。

簡潔に事の発端を話しますと、1:母親が狂いました。
2:会社の上司が狂った。
3:実家から逃げたらその先のシェアホームに狂人が住んでいた。

母親がコロナ禍における圧倒的な情報を無策で浴びてしまい、「ワクチンを打つと5年以内に死ぬ」などといいながら僕ら家族のワクチン接種券を隠蔽していたのを僕が疑い暴き追求しました。母はその時既に「民間医療」「オカルト系医療」「陰謀論」を信奉する狂人となっていました
仕事があった頃の母は比較的常識人であり、しかしながらずっと「専業主婦をやりたい」とこぼしていました。それが叶った後、自身が予言していた「でも仕事辞めたら認知症(ボケ)になりそう」と語っていて、ほとんどその通りにインターネットではいってくるフェイクニュースなどに踊らされており、母の周囲の人間に事ある毎に「世界の真実」とやらを疑わずにインプットして吹聴して回り母は孤立していき、年齢的に実家から自立するべき機会を逸していた僕は奮起して父や姉と相談して実家を出て、安全に確実にワクチンを打つためと、自立しながら他所へ逃げることにしました。

次に会社に相談したのですが、その会社には問題があり、就労支援施設ということで利用者として働いていましたが、そこで

異性の同僚に粘着されている

状況がありました。僕のスマホを覗き込むために背後に張り付いたり、わざと僕とぶつかるようにしたり、自身の肉体と僕を触らせようとしたり、とにかくセクハラの女性版です。女性版というのは大抵の人物は「セクハラの被害者は常に女性で、加害者が男性」みたいな見識が常だったのです。最近は理解も進んでいるので、最終的には上司(女性)も、その人物が僕にセクハラしている事実を認めざるを得なくなりました。配置も考慮され、一緒の階で仕事をしなくても良くなりました。この時点では僕も仕事を辞める気は有りませんでしたが、状況が一変。職場の指導員(パート女性のおばさん)らが恋のキューピットのごとく、僕と彼女を接近させようという企みがなされるようになりました
そこで上司の上司である、部長(男性)に直談判してそれを辞めさせるように言われて大人しくなりました。部長は「女性と二人きりにならない」という概念を知っており、最先端の男女平等の思想の持ち主であり、これが僕にとっての救いであり、また上司(女性)にとっては耐え難いものであったのです
結論から言うとこの上司は暫くするとまたセクハラ女性と僕との配置をスグには分からない様に、でも物理的に接触回数が増えるような配置にしました。ここで僕は配置表を毎回スマホで撮影するようにしました(証拠集め)。もう一度部長に接触しようとした所で上司がなんかアホみたいな言い訳を始めたのでそこから僕はフォークリフト免許を取得して「汚いキツイ危険な職場への転身」を図りました。何故かと言うと「そんな職場にメンヘラ女性が居るわけがない」という確信を得たからです。

3つの僕を悩ます障害を1つまで減らしてようやくホームの狂人と対峙する機会を得ました

この狂人、仮にNさんとしましょう。彼の何処がおかしいかと言うと何もかも、としか言いようがありません。
僕も職場でいろんな障害者を見てきましたが、先述のセクハラメンヘラ女性同僚を凌駕する逸材であったのは間違いが有りません。
この男が早朝の朝4時から僕の階にある食堂でひたすら喋り続けるのです。内容が無い、面白みのない個人のエピソード、武勇伝を羅列しただけのものを最低でも30分、最長で仕事に出勤する時間まで3時間続くのです。これには今のホームに来るヘルパーの人らもウンザリしていき、一人また一人とシフトに入らなくなっていきます。勿論管理人に相談したり、仲介してその人物と話し合いもしましたが、何一つとして好転したりすることはなく、話が分かる僕が一方的に折れることを強要されたりもしました

ある時、朝の4時から9:30までずーっと喋り続けるそのNさんに対して怒鳴ったところ、彼はこういうのです。「部屋変えたら良いじゃない?その部屋に住んでるから眠れないのであって」「此処を追い出されたら俺は行く所がない」と。此処で僕の逆鱗に触れたことを彼は理解してませんでした。

僕は僕の睡眠を妨げるものを決して許したことがない。

例えば過労死寸前まで行って、中程度の鬱病(今は断薬出来ている)と、重度の入眠障害(今なお眠剤無しでは入眠できない)を患わせた会社には合法の範囲で報復しました。内容はささやかなものでただ単に「僕以外の社員が辞めたタイミングで、僕の診断書を出して僕を休ませなければいけないが、僕が会社に出てこないと仕事が裁けず回らない」という所謂ダブルバインドみたいな状況に持って行ってそのまま休職から退職という形で辞めました。
なお、会社に退職の手続きで出勤したら僕一人で出来たことを回すために2人新しい人が居たのでその結果に満足して満了退職できました。

さて、ここで僕が重度の入眠障害持ちというのを踏まえた上で問題のNさんの言動を振り返ると「早朝から3時間ずっと喋り続ける」。これが僕の「コイツは殺す」トリガーを引いてしまいました。其処から僕は汎ゆる手を使って「出ていく先がない」

この中年を追い出して殺す決意をしました。

勿論、刃物は使わないし、非合法な手段も使わない。そして同じホームの他の住民に隣人として敬遠されるポジションにならず、誰にも悟られずにNさんを追い出すというミッションが始まりました。この時に(1)実家の問題、(2)職場のセクハラ問題も同時にこなすハードワークが始まりました

実際にはとても簡単な作業でした。他の住人と密に連絡を取り、おかしな点を情報として共有し、その過程でNをここから追い出す流れに持っていく事は容易でした、と言うか此処に居たら駄目な奴というのが発覚しました。
厄介なのは管理人側がNを擁護しだした辺りからです。此処からは只管に忍耐が必要とされましたが、相手の方が沸点が低く、僕は忍耐強く、例えば職場での逆セクハラを周知させるのに4年掛かりましたが僕はその4年を待てました
僕の失点をNが探している合間に、Nはどんどんと失点を重ねていったのです。

ですが、そうなっても

「Nを追い出す」とするには他の住人も口にはしません

。「出て行って欲しいなあ」とは皆が思っていましたが、此処から対処を間違えるとダラダラとなるのは職場の問題で痛感していました。僕は忍耐力は有るが、体力がなく、それで過労死寸前になったことも有りました。
ここで僕は対処法を変えました。問題を注意してNの改善を待つ、みたいな管理人の問題先延ばし傾向を逆手に取り、先流しにしたら死ぬ。という状況を思いつきました。思いついたのでヤれるので実行しました。

実行したことは「

家賃の請求された内容の明文化

」でした。例えばNは住人が6人いるホームで風呂を複数回平気で入る人物でした。となると水道代が頭割りされて請求されている状況は面白くないはずです。月1で開催される住人同士の会議もそれを議題に上げておきます。

因みにその会議も開催される日程はNの都合の良い日に行われてました。何故なら発起人はN本人。彼が他の住人にスケジュールを聞くふりをしながら、自分の平日の休日に設定していることは転居して2回目の会議で気づきました。先ずは此処を潰しました。Nが号令を出して会議が行われるのではなく、管理人が立ち会う、そしてその上で話し合いの内容を管理人がヘルパーの人らに直接話す、という形にしておきました。

何故かと言うとこの会議は皆が話し合うことに意味はなく、それとは別にNの願望がヘルパーに「会議で皆が賛成した」とNが嘘を言って会議の実態を歪めて伝えるという問題が定期開催される会議には有ったからです。

では、どうしてこれが管理人の先送り体質への特効薬になるかと言うと僕らが住んでる物件は時間が経過すると「当然のように

家賃請求が発生する

」です。水道代、光熱費、日常品代、部屋使用代、もし仮にこれらが値上がったらどういう内容で請求したのか?と言うのを追求するのです。ここで僕は管理人に対応を迫りました。「値上げしたら浪費の原因のNを追求する」「僕らの反発を恐れて値上げをしなかったら管理人側の懐からNの浪費した物を出させる」です。
他の住人と連携を取り、過去に渡って過剰に請求された家賃の返還を求めました。ここからグッとN追放へのプランが明確化しました。他の住人もそれまでは個々が「なんか変だなあ」みたいな住居への感想も、「Nが共同住居を私物化している事に寄る弊害」みたいな解像度まで上がりました。

そしてここからは管理人側の対応もグッと早くなりました。なにせ、掛かっているのは僕らの感情ではなく、管理人側の現金に直撃です。今まではお気持ち、感情論みたいな矮小化されていた問題住人が迷惑みたいなノリだったレベルから、犯罪スレスレの問題になったのです。このN、実は共用の食材を私的に盗んでおり、その行為の常習犯でした。他にも共用の物を私的流用は日常茶飯事でした。僕はそれをありのままに管理人側に逐一報告していました。最悪、偽の証拠をでっち上げる気で満々でしたが、そんな危ない橋は渡らずに済みました。

一人ひとりのヘルパーが「確かに何故か有ったはずの食材が何故か足りない」という状況も実は「ヘルパー全員がそう思っていた」、まで周知されました。
そして住人側も「Nのせいで家賃値上げしたら許さないからな?」という状況になりました。今まではN対僕、という図式がN対住人、だけでなく、N対関係者全員まで拡大化しました。狙ったわけでは有りませんでしたが、僕としても好都合なので彼が一体何時音を上げるか?という持久戦に持ち込めたのがラッキーだったと思います。

此処までNに対しての個人的な解像度はほとんど得られ無かったのですが、ヘルパーの一人がNが今の住居に来る前からの知己であり、彼の障害に対しても詳しく、今の状況がNに対して辛い物であり、それを憂いた彼女がポツリと漏らしたのが「Nは統合失調症であり、症状に対しての理解が此処にはない」でした。僕はそれを聞いた時に「それは共同生活ではなく、介護レベルの話では?」と思いました。

それ程にNの共同生活の暮らしはボロボロのものでした。共同生活のルールが何一つ守れず、共用のものを私物化するのに躊躇がなく、被害妄想が激しく施設の不備を他の住人の妨害行動と決めつけ胸ぐらを掴みかかるなどの暴力行為(寸前でギリギリ収まったのはNにとってただ単に幸運だっただけ)を毎日のようにやるなど彼の追放は秒読みでした。僕がやったのは時計の針を進める程度しか無く、何もしなくても遅くても来年まで保たなかったでしょう。

それが4月頃にN自身から「此処を出ていく」という話をしだすようになります。引越し先が見つかったとのことです。しかし、僕は彼のそれを素直には受け取っていませんでした。Nにとって「此処を出ていく」のは有り得ない結末のはずです。案の定というか彼のメンタルが崩れた時などにNは、彼は虚勢すら張れずひたすらに身勝手な自分の都合を押し付けるように何時間でも気が済むまでダラダラと「如何に自分が可哀想な存在であり、弱者あり、年長者であり、自分は尊重されるべき存在なのである」と管理人にぶつけています。彼の身勝手な振る舞いはNが普段から「管理人は情がないクソ」と言っているのに彼しかもうNの話を聞いてくれる人は居ないのです。

幾つかNの病状について、

僕は管理人側に忠告を幾つかしておきました。

これは「相手が仮に嫌な人間でも、僕は他人の状態を心配できる」というポーズからのものです。僕の善性は一切関与していません。彼の障害に関しては興味がないので追求はしていませんし(精神障害持ち同士、お互いの詮索はしない、みたいな暗黙の了解が有る)、そして僕の見立通りこのNは糖尿病を患っており、それもかなりの期間服薬も無く放置しており、それが原因で症状もかなり進んでおり、更に幾つか異常行動を行っています、多飲行動も彼の障害(管理人側はそうだと言って問題としてなかった)とかではなく、単純に糖尿病だと看破しました。管理人側も其処には踏み込めず(Nは通院への管理人側の人間が同行するのを拒絶していた為)僕が特定するまでは放置していたようでした。僕は管理人側がいきなり善性に目覚めて彼を助けようと全力で守る行動しても、しなくても良いと思ってます。そこに僕は興味がないからです。僕の目的はひたすらに「安眠を得るため」であり、Nがどうなろうと、幸せになっても良いのです。

ですがそれは此処ではない何処かでやって欲しい。

これが僕の偽らざる本心、本音です。

僕は善人では決して無い、そう思われたくもない。それに乗っかってこようとした職場のセクハラ女性同僚や、上司の振る舞いが我慢ならない。そして僕も何一つ犯罪行為を行ってないとしても、それでもこのNを殺せると確信して振る舞った。何一つ誰も咎めない。何故なら僕がNの迷惑行為に耐え忍んでいるのを他の住人の皆が見ているという信頼が有る。馴れ合う気はないですが、ちょっとした同胞気分で彼らになにか報いたいと思います。僕の脚本通りに踊ってくれた、ヘタクソなこの追放計画に乗ってくれた彼ら彼女らが僕の助けになっているのも確かだからです。

この世界に怨念を振りまく(理想:現状は愚痴ってるだけ)悪霊。浄化されずこの世に留まっている(意訳:死んでない)