やさしい答え

【こんなゆるキャラは嫌だ】

画像1

[(手袋を取って)しっかりと握手に応じる]

『良かれと思ってやったことが嫌なことになってしまう』っていいな、と、この答えに至るまでの思考で、はっきりと認識した。

【こんな○○は嫌だ】というお題では『○○+嫌な要素』という考え方が基本で、あとは『○○+嫌かつギャップ』『○○の嫌な面の細かいあるある』『〇〇と強い掛かりは無いが外れてはいない嫌なこと』などがある。

【こんなゆるキャラは嫌だ】

[生乾きの臭いがする]
[中から競馬実況が漏れ聞こえる]
[背中のチャックもゆるい]
[自分が出たライブの感想ツイートを全てRTする]
[名前を呼ばれても1回目は聞こえていないふりをする]

といった感じ。

【こんな○○は嫌だ】というお題をたくさんやってきた。頭の中で過去の自分の答えと戦う、時に頼ることが増えてきた。違う道を、という思考の途中で、この道が見えた。

『良かれと思ってやったことが嫌なことになる』

利点は、

・あからさまに嫌にならない
・哀しさがある
・誹謗中傷や差別や下ネタといった倫理や道徳に反しかねない答えになりにくい
・基本に沿っていないので、他の答えと一味違う感じになる

欠点は、

・思いつきにくい
・答えを量産出来ない
・大きな笑いにはならない
・伝わらないこともある

だろうか。

考え方のひとつとして持っていると、答えの流れを読む楽しさを感じられたり、そのお題の世界のやさしいところを見つけられたりするので、よろしければ。

2019.3.6 “が”と“も”で変わるお題の世界

2019.6.9 「大喜利にコツってあるの?」

2019.12.18 なぜアンパンマンは大喜利のお題で使われやすいのか?

2020.4.7 答えの整え方

支援していただけると嬉しいです。 きらきらの物を触って手にきらきらが付いたときくらい嬉しいです。