見出し画像

[ソーシャルメディアのコミュニケーション]はじめる前に、はじめてるところも。 押さえておこう10のポイント とつぶやき。

今さらソーシャルコミュニケーション?

SNSというものがPromotionやコミュニケーションに活用されてきて、ゆうに5年以上は立っていると思います。mixi企業アカウントも含めると10年になるでしょうか?

SNSに、企業アカウントを開設して日々投稿することは、多くの企業が当たり前のようにやっているように思う一方、今なお「ソーシャルメディアマーケティング」といったタイトルのセミナー情報を多くいただくことがあります。

そのようなセミナーに需要がまだあるのでしたら、日本マイクロソフトやキリンで実践してきた自身の経験も役に立つことがあるのではと思い、2014年に書いたセミナーメモを、あらためてnoteに書き直してみました。

はじめる前に、はじめてるところも。 押さえておこう10のポイント

1.ソーシャルメディアによるコミュニケーションの重要度を、マーケティングを担うブランド担当または管理職が、自分の声で社内に表明している。
2.誰もが理解できる表現で、ソーシャル メディアコミュニケーションによるゴールがある。
3.ソーシャルメディアでコミュニケーションするチームや責任者が置かれている。
4.ソーシャルメディアで適切な頻度と内容で投稿できるリソースがある、また集中されている。
5.アカウントの立ち上げや、投稿に至るルールがある。適当に立ち上げて、ほったらかしのアカウントが無い。
6.一方的に投稿するのではなく、ソーシャルサービス上にいるお客様の声を見て、できれば会話した経験のある社員がアカウントを運用している。
7.コンテンツの投稿に、余計な承認プロセスが無い。
8.ソーシャル上の声に対して積極的に「会話」をしている。
9.その「会話」は、相手に応じて変えている。

10.必要な項目を、誰もが見やすい形で見られる効果検証ツールが用意されている。

このメモを書いた2012年~2015年の間は、日本マイクロソフトでソーシャルリードというポジションで仕事をしていました。当時は「ソーシャルメディア・マーケティング」という表記にしていましたが、最近、メディア名にマーケティングとつけることに違和感を覚えることが多々あるので「ソーシャルメディア コミュニケーション」と変えました。

また、意識的に「会話」を強めにしてみました。会話というのは別に「リプライをしよう」ということではなくて、企業・ブランドからの情報を一方的に配信するだけでなく、いわゆるリアルタイムで、SNS上のお客様に応える努力をしているか? というのは自身にも問いてみたかったからです。

2019年8月現在は、別の役割で仕事をしているので、お客様の反応を、自身で見ながら投稿するということはほぼゼロになりましたが、それでも自社アカウントの投稿についてるコメントを眺めながら、このソーシャルメディアという場所で、どんな声を発することが正なのかを考えます。

Twitterユーザが、本来話題にしている投稿

「さまざまなメリット」という、毎日欠かさずチェックしている、Twitterで話題になった投稿をまとめてくれているブログがあります。ここで話題になった投稿をチェックしていると、日々というより時間単位で移り変わる"話題"に、企業・ブランド側のソーシャル・コミュニケーションによる価値は、バズるとか、いいねのボリュームでは無いのだと感じます。

お客様がスマートフォンを介して、動画、ゲームやニュース、ソーシャルに費やす時間は有限です。世の中には面白いコンテンツがあふれ出ている中、キャンペーンやプレゼントといったものをぶら下げるのではなく、やはりこの場所ならではの、おもしろい! 役に立つ! ありがとう! 助かった! が作りだせるメッセージを提供したいと思います。


:)見出し画像は個人で購入した画像です。
:)個人としての投稿であり、所属している企業の見解とは無関係です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?