ちょっとうれしくて泣きそうになったこと
就活のイベントへ行ってきました。
そこで、就活のことを相談する機会があって。
地元に戻るかどうか、みたいな話になりました。
私は、
演劇をやっていて、これからも続けたいから戻るつもりはない。でももし演劇をやってなかったら、私は絶対地元に戻ると思う。
と答えました。
相談に乗ってくれてた人は結構年上の方です。
その人は、私の話にうなずきながら
「私の周りにも岐阜県出身の友達とかいたけど、なーんかみんな岐阜に戻ってたわね」
というようなことを言いました。
そうなんですね。いやぁ、やっぱ地元好きなんで。
と、自信満々に笑う私。
すると、
「なんか、岐阜の子はみんな、そう言うわよね。『なんにもないけどねー』って笑いながら、みんな岐阜に戻っていく。」
こう言われました。
私はそれを聞いて、
泣きそうになりました。
自分でもびっくりして、はずかしくて、
頑張って涙をこらえながら、
「そうなんですねー」
とだけ、振り絞った。
うれしくて、
誇らしかった。
これがあるから好き、こういう面で都合がいいから好き、とか、そういうのじゃないんです。
何の理由もないけれど、でも、
やっぱり自分は岐阜かな、っておもうんですよねきっと。
岐阜にまもられて、岐阜で大きくなったから。
岐阜から、愛をもらったから。
自然、食べ物、そして岐阜の人たち。
だから岐阜に対しての愛があって、
何かあるわけじゃないし、特別すごいわけじゃないし、他県の人に自慢できるわけでもないけど、
ただ岐阜が好きなんだろうなぁって、思いました。
よく、岐阜県出身っていうといじられるんですよね。
なにもないじゃんーみたいな。
私なんかもう、慣れっこだから、
自虐に走っちゃったり。
いやぁほんとに!なんにもないんですよねー!って自分から言っちゃいます。
でもそれって、別に何かある必要なんてないからで。
たとえ立派な何かがなくても、
ほかの県の人にどう思われようと、
岐阜は岐阜だから。そして私はその岐阜が好きだから。
それで十分。どう思われたっていい。
そういうことです。
全然知らない、でも同じ岐阜県に住んでいる人が、そんな風に思ってるんだ、って知ることができて、
岐阜県が、岐阜県の人が、誇らしかったです。
私の大好きな場所です。
居場所です。
帰る場所です。
おわり
今の気分
最近、時間があるので料理をよくするのですが、お決まりのベーグルをつくったり、
あとはシチューとかよく作ります🥄
ほうじ茶風味のベーグルが大成功でした。
シチューは煮込みすぎて、じゃがいもがとけました。シチュー自体が、液体というより固体になりました。
でもおいしかったです✌️
料理って、自分を大切にする行為だなぁとしみじみ思います。
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