面3


強風がアトリエの窓をばんばん叩くように吹き付ける
何だか暴力的な感じがする

ひとたび外へ出て
わたしは点になって風に向かい歩けば
何の抵抗もない 何か勇気のようなものがこみ上げてくる

もう何にもコミットしない
わたしがわたし然としているだけで不具合が起こるようなものには何も




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?