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最近、ギグエコノミー(Gig Economy)なしでは暮らせなくなっている No.005_2018.4.16

今週の注目キーワードは「ギグエコノミー(Gig Economy)」です。

こんにちは。プロダクトハンターあかねです!第5号目の配信です。
今週もaiboの限定販売があったんですが、ダメでした…買えませんでした…30分クリックし続けたのに…。

「本当の犬かえば?」と言われるんですが、私は犬が欲しいのではなく、aiboが欲しいのです。

aiboのデータはすべてクラウドにバックアップされます。それはいわば精神と肉体の分離。それは草薙素子(攻殻機動隊)であり、タケシ・コバッチ(オルタード・カーボン)なわけです。

こんな未来が近くにあるのに!触れることができないなんて!涙。また次回頑張りますー。

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今週の注目キーワード: ギグエコノミー(Gig Economy)

ギグエコノミーってご存知ですか?

ギグエコノミー(Gig Economy)は、インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態のことをいいます。これは、2015年頃から米国のメディアで頻繁に使われるようになった用語で、ネット仲介で配車サービスの運転手になったり、ネット経由で企業からデザインやサイト制作、コンテンツ制作、便利屋サービスなどを受注したりというように、非正規労働で一回一回仕事を請け負う就業形態の広がりを指します。[出典: iFinance]

今週このギグエコノミーにとって無くてはならない存在になっている、バックグラウンドチェックサービスのCheckrが$100Mを調達しました。

Checkrは、犯罪歴、事故歴、職歴などを安価&簡単に調べることができるバックグラウンドチェックサービスで、オンデマンド系サービスの事業者にとってなくてはならない存在になっています。

UberやLyftの運転手、Instacartのショッパー、Postmatesの運ぶ人としてサービス登録する際に活用されています。いわゆるギグエコノミー系の仕事が増えるにつれ需要が高まっており、現在は10,000を超えるビジネスで採用されているそうです。

日本で代表的なギグエコノミーサービスはおそらくUberEATSだと思いますが、アメリカの場合、以下のような感じで、この選択肢がかなり増えています。

●ライドシェアのドライバー: UBER、Lyft
●レストランのフードデリバリー: UberEATS、Postmates、DoorDash、Caviar、GrubHub
●買い物代行: Instacart、Google Shopping Express、Amazon Prime Now
●アルコールデリバリー: Minibar、Saucey
●家のこと色々: TaskRabbit、Handy、Lugg

先日ランチ時にレストランで順番待ちしてる時に、DoorDash(UberEATSと同じくレストランでピックアップして届けるサービス)のキャリアーに話しかけてみました。

彼は2ヶ月前にセルビアから引っ越してきて、すぐはじめられる仕事としてDoorDashをスタートしたとのこと。他にもたくさんある中で「どうしてDoorDashなの?」と聞いたところ「昼は他より注文がたくさん入って稼げるから。夕方は別のサービスの方が需要があるから、そちらで働いている」とのこと。

よくUBERのドライバーの労働環境が悪い&稼げない話などになりますが、実はドライバーはUBERでしか選択肢がないわけでなく、複数の選択肢をもっています。ウーバーも選ばれる側なんです。

今週UBERはドライバーが稼げるエリアを指南する機能をリリースしましたが、サービス間の人材確保競争により、ギグエコノミーの中での労働環境や待遇の改善は今後より進むのではないかと思います。

今週はサンフランシスコの移動手段が多様化しまくっている!というブログをポストしました。この中にも、電動スクーターを夜の間に充電する人という役割があり、それもギグエコノミーにより成り立っています。

日本でもギグエコノミー系が発展する上では、Checkrのようなバックグラウンドチェックサービスが必要になると思うのですが、今の所ないですよね?既に様々なデータを持っているTポイントカードのCCCなどがはじめたら強そうですね。

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