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ティッシュペーパーの日本語がちり紙はおかしい

寒い時期は鼻水がよく出ます。
なので、ティッシュペーパーをよく使うのですが、ティッシュペーパーを日本語で何というか知っていますか?
ちり紙です。

しかし、ちり紙は本当はティッシュペーパーではありません。
ちり紙とは、和紙の原料であるコウゾの外皮の屑や、屑紙をすき返したもので作られた粗末な紙のことです。
確かに昔はティッシュペーパーの代わりだったらしいですが。
なので、ティッシュペーパーとちり紙は別物です。
でも、ティッシュペーパーの日本語はちり紙です。
何なんでしょう、すごい気持ち悪いです。

そしてティッシュペーパーとは、アメリカでは包装紙を指します。
もう意味がわからなくなってきました。

今の僕の鼻に詰めている紙は何なんでしょうか?

ちゃんと整理しましょう。
ちり紙とは、粗末な紙です。
今、みなさんが使っているティッシュペーパーとは違います。
日本語にするとちり紙と言いますが、このちり紙は昔のちり紙ではありません。
このちり紙は、パルプという木材から作られた紙で、薄くて柔らかく、水に溶けにくいやつです。
昔のちり紙は和紙の低級品で、コウゾの外皮や屑紙から作られた紙で、分厚くてごわごわしていて、水に溶けやすいやつです。

そして、今のちり紙は、英語では「tissue」(ティシュー)や「facial tissue」(フェイシャルティシュー)と呼びます。また、ティッシュの代表的なブランド名である「Kleenex」(クリネックス)もティッシュのことを指す言葉として広く使われているらしいです。

何もかもが違うのでどうしましょうか。
まずは日本語を統一した方がいいですね。
ティッシュペーパーを日本語で何と言おうか?

「てぃっしゅ」

これでいかがでしょうか?
ちり紙は別物ということなので、しかしティッシュだと、ちり紙と日本語に訳していた意味が無駄になってしまうので、せめて「てぃっしゅ」と平仮名にしてみるのはどうでしょうか。

しかし、てぃっしゅは木材から作られるので、森林資源の減少や環境破壊の原因になることがあります。
そのため、環境に配慮して古紙を再利用したものや、竹やサトウキビなどの植物を使った環境に優しいものがあります。
そうなると、ちり紙と同じように、素材が変わるので、「てぃっしゅ」だとまた混乱を招く可能性があります。
また名前を変えた方がいいと思います。

「てぃっしゆ」

これでいかがでしょうか?
「ゆ」を大きくしてみました。
「てぃっしゆ」と言い方が優しく可愛くなります。
環境に優しいものになるので、言い方も優しく丸みが出ていいのではないでしょうか。


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