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花粉という名の精子

花粉症をよく考えてみると、相当ヤバイです。

僕は花粉症です。
今、くしゃみに、涙に結構きています。

我々は花粉症と、ライトに捉えていますが、意外とヘビーなことに気が付いていません。
よくよく考えれば、えらいことだとわかります。
それをお伝えしなければなりません。

花粉とは?
種子植物の雄しべから出る粉状の細胞で、植物の繁殖に重要な役割を果たします。それが風や昆虫などによって運ばれ、雌しべの柱頭に付着することで受粉が行われます。この過程を通じて、植物は次世代を残すための種子を作り出します。

要するに、花粉とは植物の精子みたいなもんです。

我々は精子を身体中に浴びているのです。
精子を浴びて、目がかゆいとか。
精子を浴びて、くしゃみが止まらないとか。
その前にまずは、気持ち悪いと思わないと。
見ず知らずの植物の精子を浴びているのです。
薬飲んでいるから大丈夫は危険な考え方です。

それにしても植物は精子を出し過ぎです。
目的はめしべへの受粉です。
そのために精子を大量にまき散らすわけです。
普通だったら、逮捕だと思うのですが。

植物にとっては、数打ちゃ当たるというのが生存戦略なので仕方ないと思うのですが、人間にとっては迷惑な話です。

マスクという精子を防ぐ保護器具を、なぜ人間側がしないといけないのでしょうか?

日本で一番飛び散っているのは、スギです。
スギ精子です。
スギ精子は2月から4月にかけて飛散し、日本国民の約4割弱がスギ花粉症であると考えられています。
また、2021年の環境省の調査によると、福島県がスギ精子が最も多く飛んだ都道府県としてランキングされています。

その他には、ヒノキ精子。
スギ精子に続いて春に飛散し、スギ精子が終わった後も症状が続くことがあります。特に3月から5月にかけて飛散量が増加します。

シラカバ精子。
北海道に多く分布しており、4月から6月にかけて飛散します。スギやヒノキの花粉症が少ない北海道では、シラカバ花粉症が増加傾向にあります。

とにかく、スギとヒノキとシラカバのやりチンには気を付けた方がいいです。
いくら暖かいからといって、むやみに近寄らないことです。
花粉症になったからといって、警察は相手にしてくれません。
週刊誌も、誰もが知っている大物スギの木だったら別ですけど、そこら辺のスギの木から花粉症になったと言っても相手にしてくれません。

なので、自分の身は自分で守りましょうということです。


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