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人間は良い人と悪い人の2種類ではない。良いこともする悪いこともするの1種類。

「人間、良い人もいるけど、悪い人もいる」…①

そんな言葉を聞きますが、これはあまり正しくないような気がします。
もう少し正確に言うならば…。

「人間、良いこともするけど、悪いこともする」…②

これは何が違うかと言いますと、①は人間という全体に、多数に言っています。
しかし、②は一人に言っています。

つまり、人間は良いこともするし悪いこともするのです。
人間は良い人と悪い人の2種類ではありません。
良いこともする悪いこともするの1種類です。

例えば、極端なことをいうと、人を助ける奴が人を殺したりもするということです。
例えば、どろぼーが募金することだってあるということです。
例えば、おじいちゃん子おばあちゃん子が混んでいる時に優先席に座っている。
例えば、信号が赤だけど、右見て左見て手を挙げて横断歩道を渡る。
例えば、朝コーヒーを飲んでいるのに、パンじゃなくてご飯。

…だんだん違くなってきたのでやめますけど、何となくわかったでしょうか?

皆さんが思っているあの良い人は、悪いこともしています。
皆さんが思っているあの悪い人は、良いこともしています。
なので、あの人は良い人、あの人は悪い人というのは思い込みです。
あの人は良くも悪くもあるということです。

僕も今、過去のことを振り返ってみると、悪いことしてきたなという反省していることがあります。

だから良い人悪い人とか基本的にないと思います。

最終的に、死ぬ時にどうだったかということではないでしょうか。
ポイント制にして、良いことをしたら+〇点とか、悪いことしたら-〇点とか。

例えば、上司の「お前はお茶もろくにくめないのか」は-10点。
そのお茶に唾を入れて上司に出すは-6点。
少し言い過ぎたと思ったパワハラ上司が「お茶上手いじゃないか」は+2点。
そう言われて唾を入れたことに反省してもうこういうのはやめようは+3点。

現時点ではパワハラ上司が-8点、その部下が-3点です。
両方悪い人です。
しかし、反省していることから、ここから+が増えるかも知れません。
反省はこの時だけで、またここから-が続くかもしれません。

いったい上司と部下は、良い人なのでしょうか?悪い人なのでしょうか?

この時点ではわからないということです。
だから死んだ時に何点だったらのか?そこで決めるしかないと僕は考えます。

よって、人間の良い人悪い人はないということです。
決めたいとなれば、このポイントシステムをするしかないかなと思います。

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