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ミス・ユニバース福岡大会優勝の経験を持つ安藤彩綾さん。

幼少期よりモデルへの路を歩み、2014年 ミス・ユニバース福岡大会優勝の経験を持つ安藤彩綾さん。知的でクールな外見とは裏腹にピュアで子供のような心をもつ、そんな彼女の現在の夢とは?安藤さんにお話を伺いました。

●プロフィール●
出身地:福岡県
活動地域:福岡、東京、その他
経歴:6歳よりモデル業開始。九州電力などCM出演多数。2014年ミス・ユニバース・ジャパン福岡大会優勝。ファイナリストに選出。2017年ミス日本酒福岡、ブライダルショー、TV出演など幅広く活躍中。
座右の銘:笑う門には福来る

「義務教育という世界がありながら、なぜ肝心な事を教えてもらえないんだろう」

Q.どのような夢やビジョンを持っていますか?

安藤さん(以下敬称略)  そうですね。義務教育では教わらない知識や教養を伝えていきたいです。

記者 おお。それはどうしてですか?

安藤 私自身、6才の頃からモデルをやっているんですが、モデルを通して何かの媒介になる、表現するということに憧れを持っていたんですね。そこが初めのきっかけだったと思います。2014年のミス・ユニバース福岡大会でありがたい事に優勝させて頂いて、日本大会に行くわけなんですけど、そこで得た情報が今のわたしを形成してるんじゃないかなと思っていて。ミス・ユニバースに出場したことがきっかけで、今までの私はなんて情報のない世界で生きてきたんだろって思ったんですよ。真の健康や真の美しさというものに対して、理解する仕組みづくりがされていないなということに26、27歳の時にはじめて気づいたんです。せっかく義務教育という世界がありながら、なぜ肝心な事を教えてもらえないんだろうという疑問を持ったんです。そこで、今後のビジョンとしては自分の経験を活かして中高生に、義務教育の外の世界、義務教育では行われない知識や教養を伝えていきたいと思っています。

Q.その夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

安藤 これはつい最近、友人と話してたことなんですけど、ミスコンで私自身変わったということがあるので、中高生のミスコンを立ち上げたいと思っています。ミスコンは、容姿だけじゃなくて知識や教養など中身が大事。それが姿にも現れます。そこを競わせることで、自分と向き合い成長することにつながる。そして他国ではミスコンが国で認められており、とても影響力があるんです。そこでミスコンを日本でも国としての文化にしていけば、あそこに通わせたい!知識や教養を身に付けたい!などの文化が生まれると思うんです。そういったイベントや企画をしていきたいです。

Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

安藤 まずは私が世界一のミスコンを立ち上げる所からだなと思い、ミス・ユニバース福島大会を3年間やってきました。自分で育てた子が日本一になるようにと人を育てる、プラスイベント運営の両方を2016年から2018年までやってきました。そこで日本3位、特別賞を頂き、いい経験をさせて頂きました。その他、中高生に向けてのレッスンなどをやっています。宮崎で「10才の一人旅」というワークショップがあるんですが、ボランティアとして参加して子供たちとの触れ合いを学んでみたりしています。

Q:中高生のミスコンを立ち上げるという夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこにはどのような発見や出会いがあったのですか?

安藤  6才でモデルの仕事を始めたとき、なんて世界はこんなに広いんだと思いました。先にも話しましたが、ミス・ユニバースを経験した時も、「なんてわたしは情報のない世界で生きてきたんだろう。」って思ったんです。大人になってから外に出てはじめて大切なことを知る。外に出た時に出会えた世界、そこをなんで教えてくれなかったんだろうという疑問がありました。学校に行きたくてもいけない子供たちがこんなにいっぱいいる中で、日本が学校を重要視されない理由がそこに原因があるのではないかと。だから、子供たちが広い視野を持てるような教育への関りや、伝えていける立場になっていきたいと思っています。

記者 なるほど、今の教育に対する疑問や限界を感じていらっしゃるんですね。

Q:その発見や出会いの背景には何があったのですか?

安藤 小学生の時はオーディションが多かったので、それによって色々言われることが多くありましたね。同級生は何も言わないんですけど、先生に「あなたまた休んで。」って言われる事が多くあって。。そんなこともあってかな、私が学校の先生があまり好きじゃないんですよ( 笑 )。一定の知識の中だけで話をする、そこでイエスorノーを判断する。義務教育の狭さ、小ささ、先生の固定概念が好きではなかったんです。

記者 6歳から外の世界を知っていたからこそ、思う疑問があったんですね。

Q:そんな安藤さんは、今後どんな美しい時代を創っていきたいですか?

安藤 私はもう今十分に世界は美しいなと思っています。私自身笑顔で過ごせているし、たくさんの方の笑顔を見ることができています。ただ皆、隣の人の笑顔しか見ることができていない。だから隣の隣の人の笑顔まで見れるようになるためには、世の中の人はもっともっと視野を広げなきゃいけない時代にきている。視野を広げるためには、いままでの「こうすればいい」という定義が変わっていかなきゃいけないと思っています。学校もそうだし。(笑)その枠を外していく段階だと思っています。その枠が外れたら本当に世界のどこにいても何をしていても、皆が笑顔になれる世界を創れるんじゃないかなと思います。

地球上には虫や植物、動物がいて、日本もあれば中国もあり、全てが共存しています。文化とか人種とかそんな枠を外していって、ましてや人間っていう枠も外していって、初めて美しくなるんじゃないかな。そうなりずらいのは分かるけど、考え方だけでも「みんな一緒に生きてるんだよ」っていうことが口だけじゃなくて分かるようになれば、人を否定することがなくなるんじゃないかなと思います。今の時代、一人一人の意見が言える時代というのはいい時代だなと思っていて、それでいて枠のない世界になっていけたらいいなと思います。

記者 素晴らしい考えや問題意識をお持ちですね。ぜひ一緒にそんな時代を創っていきたいです!!

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安藤さんの活動に関してはこちらから

↓↓

*Instagram : saaya_ando

*ミス日本酒福岡代表 記事↓
http://ginjoka.com/sake-you/miss-sake/

*日本酒パーティーのイベント↓
第3回 日本酒パーティー <バレンタインver.>
https://peatix.com/event/597398


【編集後記】

今回、インタビューを担当した梅津と山口です。美しく凛とした雰囲気とは対照的に、可愛らしく柔らかさを合わせ持つ安藤さん。今回、インタビューをさせて頂くことで、彼女の内に秘めた力強さと柔らかさに出会うことができました。とても素敵なご縁をありがとうございます。今後もご活躍を応援しています。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも記載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


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