色彩心理学を道具に「人の気持ちを元気にしたい！」その一心で、目の前の方一人一人を大事に、豊かな生き方へとご案内する小林りえさんにお話を伺いました。

【プロフィール】
●出身地：神奈川県川崎市
●活動地域：福岡、仙台、大阪、その他多数で活躍中
●経歴：結婚、出産を経験し、38才の時にあるきっかけがありトータルビューティースクールに通い始める。メイク、パーソナルカラーの講師資格を取得。
交流分析、マナー、色彩心理学、セミナーの運営・開催など興味があるものを次々と学ぶ。2006年パーソナルカラー・メイクレッスンの自宅教室開催をはじめ、その後コミュニケーション色彩心理学キュービックと出会う。
●現在の職業および活動内容：
心と色の教室主催
株式会社フラックス公認 キュービックエデュケーター（色彩心理カウンセラー・講師）
ＮＰＯ法人ココネット（カラーコミュニケーションネットワーク）福岡支部長                            カウンセリング・各種色彩心理講座開催・養成講座開講（色彩心理カウンセラー・カラーメンタリングＲ・子育て応援プログラムキュービックマム・ケア等インストラクター育成）
●座右の銘：正しいより、楽しく生きる

Q、小林さんが描くこれからの夢やビジョンを教えてください。

小林りえさん（以下　小林）私が今お伝えしている色彩心理学の考えを一家に一台テレビぐらい普及したい！という野望があります。自分とまわりの人のことを知ることで、コミュニケーションに、すごく役立つものなんですよね。

どうやって知るかというと、目に見えない個性や感情を色に置き換えて見えるようにするだけなんです。わたしの周りでは、知った人からすでに争いごとや、苦手な人が減り、人に対して家に帰ってまで、ストレスを溜めてイライラすると言うようなことが減って、清々しい毎日になったことを
実感しているんです。自分のことも好きになって、生きやすく穏やかで優しいのびのびした世界になってきているんです。

全員と仲良くなりましょうじゃないんですよ！
自分も相手もなぜ？その行動になっているのかということが理解できるようになるから、付き合い方がわかるようになり、悩みが悩みじゃなくなるみたいな感じです。

そんな優しい世界を広めていきたいんです。今、私の周りでは実現できているので、世の中の人みんなが知れば人間関係で困る人がいなくなるんじゃないか？とも、思っているんです。

起業した当初から「人の気持ちを元気にする」ということに興味を持っていたんです。お母さんが元気でいれば子供が元気になるように、池に投げた石みたいに、波紋が広がっていくと思うんです。これまで途中でお届けするスキルは変わっていってるんですが、よりそうなれるものをということで、色彩心理学に辿り着きました。

心楽しくのびやかに、浮かれた気分で自分の人生を楽しい！と思いながら共存し合える世の中にしていきたい。一家に一台。テレビぐらいこの考えが広まるといいなー！そういったことを毎日考えています（笑）

Q、小林さんは夢を実現するために、どんな目標や計画を立てていますか？

小林   まず色彩心理学を知ってもらうことと、拡大していくことですね。そのために、常に一緒に学び広めてくれる方を募集しています。計画としては企業研修・子育て応援・人材育成の3本柱に軸を置いています。

まず、今年になりご依頼が増えています。企業研修は、人のタイプに色をつけて個性を共有することで、相互理解につながり、適材適所で無理なく楽しくチカラを発揮して、生産性アップにつながる。チームビルディングにも使える！ということで採用していただいています。今後も色んな企業に取り入れていただけるようにしていきたいです。まず働く人が元気なこと。大事なので。

子育て応援は、主にお母さんに学んでいただき、子育てに色彩心理学を取り入れていただいています。わた自身母とのコミュニケーションのすれ違いに、悩んでいた子どもだったから、伝えていきたいと思っています。

人材育成は、資格取得された方たちがただ勉強するだけじゃなく、仕事やライフワークとして広げていってくださるよう、サポートに取り組んでいます。

Q、その夢に向けて、どんな基本活動に取り組んでいますか？大事にされていることは何ですか？

小林　色彩心理学の講師として講座を行ったり、情報発信としてブログを毎日更新しています。また、より多くの方に知ってもらえるように色んな所に足を運んで人との出会いを大切にしています。異業種交流と学びの会も5年ほど、主催側で毎月行っています。会社が作ってくれた「ココネット」というNPO法人の福岡支部長をしているのですが、毎月、卒業生が持ち回りで講師をし、色彩心理学に関するセミナー行ったり、勉強会を開催し、おのおのが、チカラをつけています。
今、この活動は、３年間休むことなく開催できています。

普段から大事にしているのは、お一人お一人目の前の人を大事にすることです。そしてその方に誠心誠意お応えし、嘘がないことですね。人材育成に関しては、横のつながりを大事にして、コミュニティーを使ってフォローし合えるように心がけています。

Q、小林さんがその夢を持ったきっかけは何ですか？

小林　専業主婦をやっていて子供が二人いて、下の子が幼稚園に上がったときに手が離れたような気がしてすごく虚しくなったんですよ。今は「ママ！」って頼られるけど10年後は一人ぼっちになる時が来ると思ったんです。その時、10歳上の知り合いから仕事じゃなくてもいいから自分の居場所を見つけておくといいよと言われたのが起業しようと思ったきっかけです。38歳で決断して、トータルビューティースクールに通い出しました。メイクとかパーソナルカラーとかいろんなことをやってみました。一人のお母さんに初めてメイクをさせてもらったときに、花が咲いたような笑顔になったんです。その方が家に帰っても嬉しくて、自分がご機嫌でいたら子供も元気になって、周りに笑顔が広がっていったんですというお話を聴いたときに「こうやって喜びって広がっていくんだ」と思ったんです。嬉しくてたまらなくて、その笑顔がまた見たい！という気持ちでした。一人の笑顔がきっかけとなって周りに広がっていくんだというのが分かったのがきっかけです。

Q、その背景には何があったのでしょうか？

小林　小さい頃、母がとても厳しかったんですね。心配症すぎて行動を制限されていました。「楽しいことばかりしていると後で大変な思いをするよ」とか心配症すぎて小言を言うような母で、何をしても自分で選択できないような迷いがあるような気がして、いつもリアルに生きていないような感じがしていました。だから、ずっと自由になりたい！という気持ちがありました。起業をして、トータルビューティスクールに通い出した時に「交流分析」という心理学を学んで今までの生きにくさとか長続きしない自分の状態が分かりました。そして、母に対する気持ちがコミュニケーションの不一致からだというのが分かり、はじめて母の愛情だったと受け入れられるようになりました。コミュニケーションの不一致をなくして関係性がよくなり、自分らしく生きられるような人生へとご案内できるようになっていきたい、そこが今の活動へとつながっていますね。

記者　素晴らしいですね！こんなお母さんが増えたらいいなと思いました！

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【編集後期】

今回、インタビューをさせていただきました梅津です。今回小林さんにインタビューをさせていただき、柔らかくかわいらしい雰囲気とは対照的に、軸を持った侍のような精神を感じました。母として、女性として、とても魅力ある方で、笑顔の輪が小林さんから周りにどんどん広がっていくのを感じました！小林さんの今後のご活躍を心より応援しています。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも記載されています。