名称未設定アートワーク_2

全然興味ないものをスケッチすると、世の中の解像度が少し上がった(気がする)

PUBGというバトルロイヤルゲームをたまにプレイするのですけども、如何せん私がミリタリに毛ほどの興味も無いため、武器の名前や種類が全く覚えられないのです。

AR?SR?ショットガン?サブマシンガン…何それ?名前もAKMとかS12Kとか…あとWindows94みたいな名前のやつとか、とにかくいちいち型番みたいで覚えづらい。もっと「イエローモンスター」とか「エルサレムの月」とか「クロコダイル・レザー・マグナム」とか、そういう見た目に合わせたエモい厨二病的な名前にしてくれてれば覚えやすいのに…

画像参照:http://pubg.dmm.com/about
↑※全部同じに見える

どうせプレイするならちゃんと銃の仕組みや構成を知って名前を覚えたほうが良いのでは…?さすがに今のように「なんか黒い鉄の棒を拾ってボタン押したら弾が出てきて人が死んでるんだが」っていうあまりにもプリミティブすぎる認識からは一段上位レイヤーに移動したほうが良いのでは…と思い、一番自分が興味のないはずのミリタリ系のスケッチを始めています。

人は、「興味のないものに対する解像度」が低い

世の中には本当に多くのモノが満ち溢れていて、人はみんな自分が見たい世界だけを見ています。すなわち、興味のない・見たくない世界の解像度は恐ろしく低かったりします。

何も見ないで描いた銃があまりにもひどすぎて自分でも笑ってしまいました。なんなんだこれは。でも、これが私の頭の中にある銃だったのです。
対象に興味がなさすぎて、「なんか黒い棒から弾が出てる」以上の解像度を脳内に持っていないのです。

※本当にひどい

とりあえず仕組みを理解するところから

絵の心得は全く無い私ですが、iPadProを買ってからProCreateでたまに目につくものをスケッチしたり絵を描いたりしていました。銃に関しては、そもそも仕組みや構成がわかっていないということが解像度の低い問題であり、 まずはYouTubeでその武器を実際に使っている動画をみるところから始めました。

このマック堺さんというYoutuberの方が、様々なモデルガンを解説する動画を配信していて、この方の動画でかなり勉強させてもらいました。「あ・・・これ弾入れるところだったのか!」「アイアンサイトっていうのが前を覗く部分なのか・・・!」など、ミリを1ミリもしらない(ミリだけにね!!!)私にとっては、最高に勉強になる動画でした。てかめちゃくちゃ幸せそうに動画配信してて、「この人めっちゃ銃好きなんやろうな」っていうのが全身から伝わってきて幸せになる動画でおすすめです。

実際にスケッチしてみた

実際に動画や資料を見ながらAR、SR、サブマシンガンなどを見よう見まねで描いてみています。プロの方が見ると「あーそこはそうじゃないよ!!」というツッコミどころは満載だと思うのですが、少なくとも私の中ではLv1からLv2へ銃というオブジェクトの解像度が上がったのを実感しています。

アイテムも描いてみたりしてる。よーく観察すると色々細かく描いてあるんだよなあ。


何故興味のないもののスケッチが楽しいのか

興味が無いものなんて知らなくてもいいと言われればそのとおりなんですけども、「興味が無いからこそその輪郭がほとんど見えていない」オブジェクトをその仕組みからから知ることで、世界の解像度が少し上がるんですよね。その過程自体が、すごく楽しいなと感じています。

何も知らない状態の私の脳内にある銃なんて、存在していてもほぼモザイクがかかっているのと同義の状態だったのかもしれません。今は少しだけその解像度をあげられている気がします。
次トライするなら車かなー。※ちなみに車に関しても興味がなさすぎてマーチっていうのがCMでやってる日産の車だということはかろうじて知っているレベルです。

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