京都観光、桜と富裕層とオーバーツーリズム

昨日と今日はゲストのお迎えでリッツカールトン京都に通っていました。この時期の宿泊費一泊20万とかなんですね💦
今回のゲストは別の国に出張した帰りで、京都二日間の間に京都の有名どころをすべて見たいというなかなかの宿題をもらいました。(ハートはあたたかいご家族でした)

面白いなと思ったこと:
・伏見稲荷に行きたいということなので京阪電車でいきましょうと提案したところ、できるだけタクシーで行きたいとのこと。今回の場合は京阪の方が早かったのでやわらかく説得して乗ってもらったところ気に入ってくれました。ゲストの国の電車はあまり乗り心地がよくないのかもしれません。こんなにしょっちゅう電車が来る場所でもなさそうだし。

・1泊目の部屋が気に入らなかったようで、2泊目はアップグレードしてもらったようです。時々そういう話を聞くけれど「お金はあるからいい部屋を用意して」という感じなのでしょうか。どこがどう気に入らなかったんだろう?普段アマン、フォーシーズン、リッツカールトン等の宿に泊まるようですがどういう部屋がいいと思う部屋なんでしょうか。私にはあまりわからず。。

・レストランで。特にアメリカの人は食事のオーダーを細かく指示しますよね。卵はスクランブルエッグで、このお酒に少しだけライムをしぼって、とか。でも日本ではよっぽど高級なところでないとそこまでの指示はなかなか聞いてくれないし、気に入らなかったと言って別のものに変えてはくれないですよね。ガイドがいれば習慣の違いを説明して納得してもらうけれどそのあたり習慣の違いからトラブルになったりしてないのかな、ちょっと心配になりました。

・ホテルをチェックアウトして京都駅に向かうとき、ホテルが高級車ベンツを用意してくれました。一体どういうやりとりでそうなったんだろう。最後のいい気分で帰ってほしいということでしょうけど。そしてそのベンツでなーんと人で溢れかえっている花見小路に入っていくではないですか。ハラハラしました💦
ドライバーさんはそこを通ると早いと言っていたけど、本当かなぁ。優越感を感じさせるためのパフォーマンスで通ったのかなと思ったり。もちろん乗り心地は最高でしたが。

・そして新幹線。持っていたのは指定席の切符だけど、グリーン車にアップグレードしてほしいとのこと。アップブレードを手伝いましたが、こういう方は飛行機のファーストクラスみたいに専用ラウンジとかがあるといいのかもしれません。料金が5倍になってもそういう方は乗ると思います。

いい体験をするためにはお金に糸目をつけない富裕層が京都に来ているんですね。そういう方は「特別扱い」を希望することが多いから新幹線も専用ラウンジとか、お寺とか観光地もお手洗いとかを整備してゆっくりまわれる高級コースを用意するとか、まだまだできることがあるような。

それにしても昨日は近年5年くらいで一番の交通渋滞だったと思います。
京都に初めて来るというゲストでしかも2日しかなく、でも有名どころで写真を撮りたいという希望だったから、混んでいるとわかっていてもメジャーな伏見稲荷、金閣寺、祇園などを外すわけにもいかず、いわゆるTHE「オーバーツーリズム」を感じる二日感でした。(自分たちも車で移動してその原因になってはいたのですが)京都市街、キャパシティーオーバーかなと思います。
「オーバーツーリズム問題」早く解消されないかな。。

それまでは
プライベートや、あまり知られていないスポットを希望のゲストとはこそっと静かに桜を鑑賞できるところへ行くことにします ;)


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