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LayerXの未来を切り開く:FSとCSの組織シナジーをうむための合同オフサイト開催!

こんにちは、LayerXでフィールドセールスのマネージャーをしている北朴木(きたほうのき)です!

先日、FS(フィールドセールス)とCS(カスタマーサクセス)組織の合同オフサイトを初開催しました!
想像以上に議論が白熱し、お客様への提供価値を最大化するためにFSとCSは互いにどうあるべきかを腹を割って話すとてもよい機会になりました!


オフサイト開催の目的と背景

私が入社してからの約1年半の間でバクラクの提供プロダクトは倍増し、お客様に最適なタイミングで最適なプロダクトを届けるためにはFSとCSの協力がこれまで以上に重要になってきています。
一方、この1年半で従業員数は約2.5倍に増え、FS/CS部の間で「話したことがない」というメンバーも増えており、日々の業務の中で互いの組織のメンバーとコミュニケーションを取る機会が限られていました。
そこで、このオフサイトを通じて、互いの業務や価値観を共有し、より強固なチームワークを築くことを目指しました。

プログラムとコンテンツの概要

オフサイトのコンテンツは主に以下の3つです。

  1. バリューカードを用いた相互理解コンテンツ

  2. 実際の事例をもとにしたケーススタディ

  3. FS・CSが行うべきアクションプランの策定・発表

  1. バリューカードを用いた相互理解コンテンツ

最初に実施したのは、「バリューカード」を用いたゲーム形式の相互理解コンテンツです。これは、自分が大切にしている価値観をカードを通じて共有し、理解を深めるものです。

[ルール]
① 最初に一人5枚ずつ、価値観に該当するワードが書かれたカード(例:「ロジカル」「情熱」など)を手持ち札として配る
② 山札から1枚取り、手持ちのカードの中から「自分の価値観と一番遠い」と思ったカードを捨てる
③ ①〜②を繰り返し、山札がなくなったら、最後にみんなで手元に残った価値観を説明する
→自分が大切にする価値観に近い5枚のカードだけが手元に残る
④手持ちのカードを手元に残した理由を共有する

このコンテンツを通じて、メンバー一人ひとりの価値観や仕事への姿勢を知ることができたのはもちろんですが、自分自身がどんな価値観を大切にするのかを取捨選択することで自己を再認識する機会にもなりました。(意外とカードの取捨選択が難しく何を捨てて何を残すか、みんな頭を悩ませていました)
オンラインでも簡単にできるので、とってもオススメです!

各々が残したカードをパシャリ。見比べると個性が出ていて面白い!


2.ケーススタディ

次に、実際の事例をもとにしたケーススタディを実施しました。
決して形式的ではない本質的な議論を行うために、FS/CS両方の業務経験を持つメンバーがチェックインとして、「両組織間で乖離が発生するのはどんなときか」とその理由について、話をしてくれました。
また、そもそもFSとCSはどんな組織で何を目標として活動しているのかといった簡単な自組織の説明を各チームメンバーが互いにプレゼン。
最終的に目指すゴールは同じでも登り方が異なることによって、齟齬が生まれやすい状況にあることをあらためて理解したうえで、いよいよ議論スタート!

ケーススタディ①
1つ目のケーススタディでは、FSの受注後にサクセスがうまくいかなかった事例を通じて、受注の妥当性や成功に向けた必要なアクションについて議論しました。
「本件は受注すべきだったか?」「受注した場合、どのようなアプローチで成功に導けたか?」「CSでもっとフォローできたことはあった?」という観点で互いに熱い討論に発展し、当初想定していた議論タイムを超えて大盛りあがりのワークとなりました。
チームごとに分かれて議論→その内容を全体共有、という流れでしたが、全体の意見共有タイムでも次々に手があがって意見交換がなされ、みんなの熱さに運営チームも圧倒されました・・!

チームごとに分かれてのケーススタディ。
議論が盛り上がって当初の予定時間より議論タイムを延長・・!

ケーススタディ②
2つ目のケーススタディでは、フィールドセールスの受注後、カスタマーサクセスへのスムーズな引き継ぎがクロスセルに繋がった実際の成功例をもとに、FS・CS双方のチームがどのようなアクションを取れば良いか、という点について深く掘り下げました。
CSのメンバーから「既存のお客様に対して価値のあるご案内をするためにはFSからこんな情報ほしい」といった声が、FSのメンバーは「そういう情報が求められているなんて知らなかった」「情報が少ない状態でのCSからのコミュニケーションは確かにリスク・・」という気づきを得られました。

チームごとでの議論結果を共有。各チームから次々に手があがり白熱した時間に。

3.FS・CSが行うべきアクションプランの策定・発表
最後のワークとして、ケーススタディの内容も踏まえて、お客様への価値提供(売上)を最大化するために実施した方がよいアクションを考え、そのうちの渾身の一つを各チームから共有する、というワークを実施。
各々が考えるアクションが「絵に書いた餅」に終わらないように「出されたアイデアを最低一つは実際の施策に落とし込むこと」を開始前に決めてアナウンスしたことでより「いつ・誰が・どのように行うのか」まで示された具体的なアイデアが各チームから出ました。

共有されたアイデアは、これから効果や実現可能性に関する検証を行ったうえで実施策として落とし込まれる予定です!
(自分たちが考え抜いて出されたアイデアなので自ずと納得感が高いアクションにつながりそう・・!)

アンケートの結果

オフサイト実施後に行ったアンケートでは、参加者から非常に肯定的なフィードバックを得ることができました。多くの人がFSとCS間で建設的な議論ができたこと、新鮮なアイデアが浮かんだこと、そして具体的なケーススタディを通じて、互いの業務や必要な情報についての解像度が高まったことを挙げてくれました。

総合満足度評価。8割以上のメンバーから5段階評価の5のフィードバックを得られました
「新たな発見」を得られたメンバーも多数。

定性コメント(抜粋)
・ケーススタディがガチすぎる設定で、熱中できるコンテンツでした。 社内ミーティングと変わらない強度で、これをカジュアルな場でみんなで取り組める組織は強いなと思いました。
・これまでCS内だけで、FSとの引き継ぎ改善点、FS商談時の課題とかを議論していたのですが、FSもCSもいる場で一緒に課題を考えて解決策まで認識を合わせれたのは、効率的ですごくいいなと思いました!
・FSとCSが同じ方向を向いていることがわかった。日頃IS→FSにトスアップがあるように、FS→CSに良質なトスアップができるように情報引き継ぎを凡事徹底していきたいと感じた。
・議論を通して、自分の思っていた以上に必要情報が引き継ぎできていない、またはサクセスする上で重要な情報をヒアリングできていないという根本的な課題を感じたため、アクションに落とし込んで改善していきたいと思います。

まとめ

今回のオフサイトを通じて、お互いの役割を理解し、顧客に対してより大きな価値を提供するための大きな一歩を踏み出せたと感じています。
連携に関する課題と改善策も見つかりましたが、そこに至るまでに熱い議論を交わしたこと、同時に互いがお客様への価値提供を第一に考えて同じ方向を向いていることを改めて実感できたことが特に大きな収穫でした!

また、参加者からは

・普段話せないメンバーとワークしたりわいわいできてすごい楽しかったし、相互理解が深まったので同じ組織で働く上でめちゃくちゃ有意義な時間だったなと思います!
・ぜひまた部署を超えたオフサイトがあると嬉しいです。

といった、部署を超えたオフサイトの機会に対するポジティブなフィードバックが多かったです。部署を超えた交流こそオフラインで実施することに価値があると改めて感じましたので、FS・CSに限らず定期的に部署を横断した交流の場を設けていきたいなと感じました!

さいごに

今回の取り組みも、すべてはお客様に最高のサービスを提供するための手段にすぎません。
新しくプロダクトが出続けるからこそ、組織のあり方も柔軟に変えていかなければならず、我々の組織はこれからも試行錯誤・進化を続けていきます!

LayerXのBiz組織に興味をもってくださった方、カジュアル面談も大歓迎です!私たちと一緒に、新たなチャレンジを楽しみ、成長を実現しましょう!

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