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捨てて後悔したもの

わりとなんでも捨てるほうです。

卒業アルバムとか、トロフィーとか、捨ててしまいました。

お片付けがマイブームだった頃に、手放す耐性みたいなものもできたと思います。

高かったけれど着ていない服とか。

使えるけれどももう使わないであろう道具……ロットリングとか。

大好きだったものたちも、充分楽しんだね、ありがとう、なんて。


大半は、こうして書いていれば思い出すこともありますが、まぁ、悔やむことも困ることもありません。

大半は。


ここ1年くらいで、後悔がポツポツと湧いてきました。

せっかくなので栄えある3つをご紹介しましょう。捨てて後悔したものランキング。


第三位。

デザインカッター。

10代後半にスクリーントーンを切ったり削ったりするために使っていました。

イラストを描くのをやめた時に、まとめて捨てた気がします。

つけペンのペン軸、ペン先とかも多々。

近頃は切り絵のようなことをすることがあるので、100円カッターを使っているのがちょっと切なくなります。

買えばいいんですが、買うほどには切り絵しない現状。


第二位。

幼稚園の頃の自分の作品。

実家から送られてきた時に、全く開けることもなく即捨てました。

記憶にない幼少期の作品を、見ることすらしなかったのは、知らない自分に出会う機会を一つ失ったようなもの。

そして、その頃の自分に語りかける機会も。

こんにちは、って手を差し出したい、あなたはこんなふうに楽しむのね、と声をかけたかった。


第一位。

シーグラス。

子供の頃の、良い思い出の品。

言葉を選ぶことが難しくて書けていないのですが、あまり楽しい思い出がないのです、昔から。

だからよけいと貴重で。

浜辺で宝探し、夏の海。

潮風と鳶。

のどかでキラキラしていたひとときです。


シーグラスは今年に、淡路島で拾い集めなおしました。

やはり楽しかったです。