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いつか大好きな音楽が聴けなくなるかも

はじめまして。あかりと申します。

今週から、#週1note という企画に参加しています。よろしくお願いします!

普段は、IT系の会社で勤めながら、プライベートで音楽メディア<DIGLE MAGAZINE>に所属して主に海外アーティストのインタビューや記事執筆をしたり、友人と韓国の音楽に特化した<BUZZY ROOTS>という音楽メディアを立ち上げたり、月に2,3本ほどDJをしたり、音楽漬けな日々を送っています。

#週1note 主催のHIROMIさんとは、たまたま #アジアのポップスを聴き倒す会 というイベントで私が韓国音楽についてスピーカーをした時にイベントに来てくださり、そこでお知り合いになりました。今回、お声かけいただいてすごく嬉しかったです。

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今回は、そんな音楽好きな私が抱えてきた悩みをこの場を借りて共有したいと思います。


トップ画にある通り、そう、難聴です。


難聴とは言っても、音が全く聞こえる訳ではなく、ある一定の音域が聞こえない部分的なものです

人間が聞くことができる音は可聴音と言われ、その可聴音の範囲は一般的には20Hz~20,000Hzと言われています

私が聞こえづらいのは、1,000Hzの音域。

聴力検査でよく2種類の音を聞かされると思うのですが、その低い方が検査時に全く聞こえません。(聴力検査では、1000Hz(低音域)と 4000Hz(高音域)の聴力を調べます。)1,000Hzは、ちょうど人の話し声の音域に当たるそうです。

音の強さは「デシベル(dB)」と言う単位で表されます。30dB以下の音が聞こえると正常、30dB〜40dBが軽度、40dB〜70dBが中等度、70dB〜90dBが高度、90dB以下が重度、と難聴のレベルが定義づけされています。私の場合は、1,000Hzの音域において70dBの強さ(犬の鳴き声、トラックが走る音レベル)でないと聞こえません。

▼下記リンク先で、各音域のサンプル音源を聴くことができるので、みなさんもチェックしてみてくださいね!

http://www.inoko.com/lijac/hocyouki/hearing-aids/test.html

さて、実際に1,000Hzという特定音域が聞こづらいとなると、生活にどのような支障があるのでしょうか?



実は、ぶっちゃけそんなに支障ないです。



基本的には、普通に会話できるし音楽も聞けるし、DJもできます。


なので、みなさん今まで通り普通に接してください!!笑


ただ、やっぱり辛いな・・・と感じるシーンもあります。


1. 耳鳴りがひどい

耳鳴りが基本的には四六時中なっています。耳鳴りって、自分が聴こえない音を脳が勝手に補おうとして聞こえるんだそうです。基本的には、ちょうど聴こえない音の高さの耳鳴りがなっています。

日中、人と話したり仕事をしている時はそんなに気にならないのですが、夜部屋の中にいる時などに強く感じます。体調によって、ぐわんぐわんなる時もあるので、不安感にかられることもしばしば。


2. 周りがうるさいと聞き取れない

一対一で面と向かって私に話しかけてくれる時はなんの問題もなく聞こえるのですが、飲み会やライブ会場など大勢の人がいて周りがうるさい場合、聞き取りづらいことが多いです。とはいえ、いちいち聞き返すのもめんどくさいので、理解したふりをしてその場をしのぐ時もあります。不便だ。。。

言おうか言うまいか、ずっと迷っていました。


周りに「耳の聞こえが悪くて・・・」なんて言ったら、周りにも気を使わせてしまうし。最初は家族に言うのすらいやでした。ただでさえ親元を離れて暮らしているのに、身体に異常があるなんて言ったら、もっと心配される。


好きな音楽がいつか聞けなくなるかも。


そんな考えが頭をよぎる時があります。


ただ、私が難聴に気付いた時、励みになったのが同じ悩みを抱えている人たちの本であり、ブログでした。ある日突然耳鳴りに襲われて、会社を休むと言う判断を下し、ネットで似たような症状に悩んでいる人がいないか探しながら耳鼻科に駆け込んだあの日は一生忘れられません。

私も、少しでも耳に不調を感じる人、耳鳴りに困っている人の励みになれたらと思い、noteで自分の体験を綴ることに決めました。

というわけで、noteの場で、症状に気づいた時のことや遺伝子検査を受けた時のことなどをこれからお話できればと思います。

私の周りでも音楽が好きな人が多いわけですが、そんな私たちにとって耳は掛け替えのない大切なものです。


どうか無理せず、自分をいたわり、毎日を楽しく生きられるように。


少しでも誰かの心に支えになれたらうれしいです。

いつもnoteをご覧いただきありがとうございます!いただいたサポートは、私が運営する韓国音楽WEBマガジン「BUZZY ROOTS」の運営資金にさせていただきます。