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続・42歳のチョメチョメ事情

【42歳のチョメチョメ事情】続き。。


*42歳の友人に、匿名で始めたnoteのことを話すと、アカウントは聞かずに「ネタにしていいよ」と言ってくれたので本人了承済*


これは、ヤッてるな。チョメチョメは確定。
確信は得たものの、日は改まり、気になりつつも年越し、インフルエンザの季節を越えたら桜も散ったある日の平日の夕方、久しぶりに2人でちょい飲みすることになった。

もつ焼き屋で待ち合わせて飲み始めたら、最近仕事がしたくなくてしょうがないという、15年来の付き合いで初めて聞く状況。

こ、これは。。だいじょぶか。
鬱傾向か、恋煩いかのどちらかか。恐らくは後者か。でも...なかなか核心に触れられないまま時間が経過していった。

そして、これから急遽もう1人友人が来る?!というタイミングに、今だっ!!と、2人のうちに切り出してみた。

「ところで恋の方は?!」

目の前の彼女に、唐突に心の中で見えないマイクを向けると、すんなりと返ってきた。

「してるよ、もう最初から話すと2日くらいかかるんだけど...」

去年の秋頃に出会った既婚で子持ちの彼は、出会い系アプリを通して10人くらい会ってきて、やっと巡り会えた人らしい。
話が合って、お笑いの趣味も合うのだと。

ほうほう。笑いって繊細なものだから、恋愛関係になる相手と笑いの趣味が合うって、最高だと思った。

それでそれで?!話の続き。
行為の時に、本当に入ってるのかどうかわからなくなるくらいの短小包茎なのだそう...。
マジか。

そんな彼、チョメチョメに対して貪欲たる所以、我慢を重ねて重ねてそのうちタイミングを見失い、イクまでにものすごく時間がかかるというのだ。最長4時間かかることもあったとか。

うっ!!う、うぐ。随分と畳み掛けてくる。

私は19歳の時に、当時高1から3年付き合ってた彼を振ってまで好奇心で付き合ってみた人のモノがまるでポークビッツで、どんなに恥骨に力を込めて擦り合わせてもイクことが出来ず、、そのくせチョメチョメへの執着がねちっこくてしつこくて本当に嫌になってしまい、元の彼氏の元に戻りたくて戻りたくて毎日泣いていたら、それまで片目だけ一重だったのが両目二重になって、今に顔に至る。

それもさておき、4時間って。

私は、聞かれてもいないが濃厚な短時間の一択なので、1時間経過する頃には全ての粘膜が乾き切ってヒンヒン怒り泣くか、相手のモノを噛みちぎる想像に苛まれていると思う。

短小包茎の遅漏〜!!あえてそこにいくんか〜!!(本人にも言った)

さすが性豪は、目の付け処というか重きを置くところが、私なんぞのノーマルチョメチョメ嗜好とは違うのだなと、歴然とした差を感じた。

そんでもってまた彼の話に戻ると、彼女より一つ年下で、某スリーピースバンドのボーカル兼ギター似のサラリーマンなのだそうな。

小学校低学年の一人娘がいて、奥さんは、子供の前で「子供なんか欲しくなった」と言ってしまう人なのだという。闇は浅くなさそう。

彼女と同じく、子供が生まれてからセックスレスになり、出会いを求めていた同士。
巡り合って、しまったんだね。。

また、彼は使用済みのパンツが好きで、友人が渡したパンツをオカズにして、会社のトイレでオ◎ニーするらしい。

忙しくてゆっくり会えない時は、待ち合わせしてパンツだけ渡して別れることもあるらしい。

2週間くらい育てたパンツを...。
パンツの受け渡し、のみの契り...。

LINEのやり取りを見せてもらったところ、

彼 「パンツ、めっちゃいい」
友人 「まだ匂い残ってるのね」
彼 「昨日の夜も残ってた」
友人 「育てたからw」
彼 「うん!育てた感ある。傑作だわ」
友人 「傑作w」
彼 「やっぱり◎◎ちゃんってクリエイターだなと思った」
友人 「パンティ職人」

といった具合。
癖(へき)も含めて気の合う、楽しそうなやり取り。爆

またまた、色んな大人のオモチャを試すべく、会う時に用意されているのだという。

彼曰く、自分に自信がないから物に頼ってしまうと。そんな所も愛おしそうに話していた。

熊田曜子氏ご愛用と噂のウーマナイザーは、彼女は好きじゃないそうで、違うタイプのもので、USB充電のバイブを彼が会社のデスクで充電しているらしい。

前回なんと、バイブの充電器を自分のデスクに忘れてきたんだそうな。
見る人が見ればわかるものだろう。爆

話を聞いて、友人の夫にも思いを馳せた。

妻の性欲の強さは、結婚する前から分かっているはずで、それを平然と放置するのも悪い。
危機感がないのも不思議だ。

去年の夏、彼女が家族で実家に帰省した際に泊まったホテルで、一晩2人きりになった時も何もなく、「これからオ◎ニーするね」と予告すると、「どうぞ」と返ってきて、なんと、夫の隣のベッドでシたらしい...!!

今まで、彼女の口から夫婦間の揉め事や、彼に対する文句や悪口は聞いたことがなかったのに、仕事がない日は昼まで寝てることや、ジムの会費を払って行かないことなど、珍しく愚痴っていたことにも、恋の相手の彼への本気度が窺い知れた。

胸は痛むが、なんていうか、仕方のないことかもしれない。

お互い、お互いの家庭を壊してまで一緒になる気はないが、日々LINEで“好きだよ”と、ラブラブなやり取りが続いているのだと、もつ焼き屋の窓際で艶々ツルツルの透明感を解き放っていた、42歳のチョメチョメ事情だ。

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